2020トヨタ財団企画書  わらび文化復興などの事業が創る未来型山村のコミュニテイ活性化

2020年度国内助成プログラム

[B.そだてる助成] 企画書

 

1.実現したいコミュニティの姿

地域の社会課題として、コミュニティの主体である中高年の就労先がなく、経済的事情から離村により、限界集落のコミュニティが機能しなくなりつつあることが挙げられる。山村では現状の限界集落からの脱出に、経済的にも心的にもコミュニティの課題を解決できる方策を探しださなければならない。目指す理想のコュニティは、中世以来の共有牧野に育まれてきた自己の町に誇りを持ち、老いも若きも未来を信じ、活力溢れる経済的にも恵まれた文化的社会である。

学問の力を借りて、地域特性であり町の在来知であるわらび粉とわらび縄生産などに中高年の就労事業の拡大と経済性の向上を考えている。市場があり、中高年には馴染みがあり、技術保持者であり、他では作れない日和田代々の宝であるからである。伝承されてきたわらび縄が桂離宮の宮内庁御用達を賜わるに及んで町民は誇りとし、事業にふさわしいことがわかった。これらの事業の継承とその技術を若者に伝える。コミュニテイの誇りを創造するとともに、伝統的牧野の拡大、山村振興研究所による山岳文化の振興などの各観点を核として統合して現状のコミュニテイの活性化を図り、未来への希望を生み出す事業を提案する。

 

2.地域社会の現状とこれまでの取り組み

隔絶山村である岐阜県高山市高根町の人口減は平成20年510人から平成29年341人となり高齢化率55.4%の限界集落になっている。40歳未満の男31人、女24人で若者も少なく土地も狭小で所得も少ない。対象地域となる高山市高根町日和田ではタカネコーン、1000mホウレンソウや、火畑そばなどの高冷地野菜が作られどれも評判がいい。日和田本来の基幹生産物であったわらび粉生産はすたれてしまった。日和田内には中小の建設業者が2軒、林業業者が1軒ある。7~8人くらいの若者の雇用がある。

 

中世からの共有地の放牧地であった高山市高根町日和田のおばこ牧場、千町牧場の260ha一帯はかつて草原であったが、産業構造の変化と人口減少による後継者難により、放牧とわらび根掘りの廃業により、放牧や火入れ、伐採など人の手が入らなくなり20年間で雑木化してしまった。わらび植生の好立地であった草原のコモンズが弱体化してしまい、生物多様性も弱まりわらび植生もなくなってしまった。伝統ある飛騨のわらび粉とわらび縄も失われてしまった。この雑木を伐採して草地化を回復し良質な天然わらび粉を確保するために安定的なわらび草原の採取地が必要である。わらび粉は生育条件によって品質のばらつきがあり、火入れなどの世話をしなければならない。1980年代から日本の山村の調査を行い、飛騨地方のわらび根採取活動の人類学的調査に取り組み、奨励賞をいただいた論文を書きあげたが、わらび粉農家が廃業してしまった。

 

復興を目指して一般社団法人を設立し、わらび掘りの文化的背景を理解した文化国家日本研究所は、9年前から自発的にパイロット事業としてこれらを復活させ、実績はわらび粉においては老舗和菓子店や有名日本料理店と取引が始まるに至った。当初は耕作放棄地に人工栽培を試みたが品質がよくなく、自然植生のわらびだけにした。また、昨年度、わらび縄が桂離宮の宮内庁御用達が決まり施工した。今、わらび縄の製縄術の日本の伝承地は日和田が最後となっている。高齢の伝承者が1人になってしまい、講習会などにより後継者を育てなければならない。昨年、明治安田クオリティオブライフ文化財団の助成を受け、澱粉加工用機械を製作し、また、高山市文化振興事業補助金をわらび縄講習会の講師謝礼などに使った。後継者が育ちつつある。これらは、NHK『ニッポンの里山』で日和田のわらび根採取として全国に放映された。オール日和田の取り組みでこれらが順調に歩み始めた。

 

離村家族が増えている。就業のため町を出た中高年が戻ろうとしても就労先が地元にないため家に戻れず、老夫婦だけとなり身体が不自由になると施設に入り離村してしまい限界集落になっている。この状況の中で、コミュニテイなどの創造や活性化の方策を考案し、地域振興策やこれを図る文化施設がない。「山村振興研究所」の取り組みは、これらを踏まえてわらび粉やわらび縄のような山の価値を発見し、文化を中心に町の未来を考え実践のさきがけになるようなコミュニテイの拠りどころとなる拠点として、今必要である。

 

日和田は霊峰御嶽と乗鞍に囲まれた絶景の高原でありリゾート適地である。わらび収益を基に、旧来の観光開発と異なった地域に密着したこの事業を取り込んだ未来型山岳リゾートヴィレッジ構想を模索中である。

地元NPO法人ワイ・アイ・ケーは、高山市農業委員会と協定を結び農業ができ、荒廃農地対策として蕎麦を5ha耕作し栽培、販売にも力を貸し、このプロジェクトとタイアップし協力している。

 


 

3.実施内容  ※実施項目ごとに、「目的」「目標」「具体の実施内容」が分かるように、2ページ以内でご記入ください。

[わらび事業]

[目的]牧野のわらびは眠れる資源である。わらびの地下茎からはわらび粉と呼ばれる良質な澱粉が採れる。貴重品であり、高価に取引されている。これを活かす。わらびを活用した共有牧野の資源利用に知恵を絞る。わらび粉生産の拡大は、収入の増加による人口流出を防ぐコミュニティ再生の効果と、共有牧野のわらび植生の利用促進と生物多様性の強化につながり、弱体化するコモンズの強化の糸口の一つとなる。わらび粉生産によるコミュニテイ再生と共有牧野利用促進は、コモンの強化による生活の向上を意味する。

 

[目標] 「伝統文化の維持」→「新しい価値の融合」→「誇りの創生」

日本でわらび縄を産出できるのは日和田だけである。桂離宮納品になり宮内庁御用達になった。桂離宮の黒文字垣に使われている。宮内庁御用達の御用を成し遂げたい。縄の材料である繊維は、現行のわらび堀の実施により得られ、製縄の技術は伝統の技法が伝承されている。日本の宝であるので今後ともこれを残す。

 

[実施内容] わらび縄は日本の古い縄である。江戸期以前には廻船で使われる錨綱などに盛んに利用されていた。技術伝承のために今春「わらび縄教室」を開催予定し高山市民40名の応募があり、そのうち若者が村外含めて10人の応募があった。390mの桂離宮本改修のわらび縄の注文が入っている。毎年10束ずつ作りこの御用を成し遂げる。その信頼をもとに、わらび粉生産量を拡大し、わらび縄生産を計り、桂離宮をはじめとした皇室財産である御所、修学院離宮、二条城や神社仏閣、文化財に納める。日和田の誇りとなる。

 

[目標] 「ワラビ生産の拡大」が「経済の動力」→「コミュニティの再生」

わらび粉は、現在ではまがい物が広く出回り伝統的わらび粉文化がないがしろにされている。飛騨のわらび粉を求める高級日本料理店や老舗和菓子店からの強い要望と協力を得て、飛騨だけが、野生のわらびを使った日本古来の採取-加工-繁殖の伝統技法を守る天然のわらび粉を生産している。他産地は人工栽培である。飛騨のわらび粉が最も品質がよく、粘り、こし、風味が抜群でそのため日本中でただ一か所現代まで残った。この価値を普及させ、需要を拡大し300kgの天然わらび粉生産を軌道に乗せたい。

 

[実施内容」現在の、わらび粉の年間生産量は40kg〜56kgである。1日あたりの生産量は平均3.5kg~4kgである。5人工で約13日間の就労で生産する。2週間の採取期間であり70人工、10aの採取面積を要す。短期雇用に5人が従事している。わらび粉生産は、2014年30kg 、2015年天候不順、2016年50kg、2017年天候不順,2018年32kg と一部の年を除いては生産量は十分でないが、安定して収穫されている。2016年の収支は、収入150万円、支出は人件費18日間で80万円、必要経費が30万円、収益が40万円だった。今年度から伝統的採取作業経験者も加わることが決まりその知見によって品質がよくなり、収支、採取量とも順調に推移するであろう。

一般社団法人の年間収益は、ここ2~3年間は30~45万円を目指している。地域に還元することを目的に山村振興研究所などの財源として充当させる。商品化、市場調査、生産性向上、後継者育成の予算は年間収益から充当させている。パイロット事業で年間に落ちる日和田の経済は、雇用者にはわらび根採取で80万円、わらび縄製作者には手間賃と講師料で20万ほどが支払われる。ここ数年では日和田に落ちる経済は年間120万円~150万円である。世帯の収入増は1.5万円×18日×2人 一人当たり27万円の増収、1.3万円×18日×1人一人当たり23.4万円の増収、1万円×18日×2人 一人当たり18万円の増収になっている。水源林が解除されるまではパイロット事業の採取地を拡大し生産量の増大を図る。

 

6~8年後、徐々に採取地を拡大し、わらび粉300kgを生産を目指す。75日375人工必要になる。年間売り上げは1200万円になる。日和田に落ちる年間の経済は600~750万円である。社団法人の年間収益は360万円になり10%はわらび基金に蓄え、基金は日和田内に循環させ、日和田のために使う。残りは、研究所経費、設備投資、内部留保に使う。採取シーズンは秋の50日位であるから200kgの生産量になる。足りない分はもう1チーム稼働させる。5〜6年後ぐらいには冬場に使う加工工場を建てる。100kgの澱粉を作る分の地下茎を掘り取っておき、秋に冬凍らないように土の中に埋め、冬場に掘り返し澱粉を取り出す作業を25日間ぐらい行う。加工だけなので75人工ぐらいが必要だろう。掘り取った地下茎を2台の澱粉加工機械で搗き沈殿させる。採取地下茎の量を増やしていき澱粉生産量を増やす。水が凍らないよう、牧野で伐採した木材を燃料にして暖房する。

 

設備投資は、現在の現場工場の小屋施設の整備と船一艘と水車小屋移築を計画している。

(現場工場) 現在露天で行っているので屋根と品質安定のために船がもう一艘欲しい。

(水車小屋と体験ツアー)わらび根の伝統的な手掘りと水力の水車によるわらび根粉砕と澱粉沈殿の作業をそのまま復活させる。山で実際、採取作業を体験し澱粉加工も水車を使って行い、農業の起源を体験できる。作られた澱粉を村人経営の隣接する蕎麦屋で本物のわらび餅にして食べられるようにする。山岳文化体験の一環としてこの作業を通して日和田の山の暮らしの理解を深める。これらをめぐる体験ツアーを高山などからバスをチャーターしインバウンドを含む観光客を県外から呼び込み農泊させる。水車小屋には濾し器1 舟2艘を敷設し、移築費用、施設整備費用の諸経費をかける。移設は、日和田の人々総出の作業である。水車小屋は日和田の人々の心の拠り所となりプロジェクトのシンボルとなるであろう。

(加工機械)わらび粉加工機械1台は、水車を使えないところに設置する。エンジンの動力で回し3連の杵を落としてわらびの地下茎を砕く機械である。自家製である。水を引き込み澱粉を沈殿させる。

(優良な採取地確保)のために火入れ、伐採などの手入れを行う。

(ブランディングデザイン企画)日和田の大切なこと、強みを見つけパッケージデザインやロゴなどに生かす。

(HP作成)日和田のイメージアップのため日々の生活や特産品などの通販のHPを開設する。

 

[山村振興研究所]

[目的]山村振興研究所は、わらび粉やわらび縄をはじめとする山の価値の再発見をもたらす知恵袋であり、山岳文化を広め社会的価値を向上させニーズを高める施設である。わらび粉産出の生産性向上のため採取地である共有牧野に生物多様性の面から科学のメスを入れる科学施設でもある。飛騨牛、野菜、山菜などの複合的生業は都市からの需要があるので文化経済価値になる。このための、研究所を考察と実施策の実践の場とし、学問の実績や実業の世界の情報を集積し、架け橋の役目を果たす問題解決型の研究所の設立を目的とする。大きな資本を使わず「荒れかけた土地」と「今残っている地域文化」を生かすだけで動きだせるのが「山村振興研究所」であり、地道に地域に根ざして研究や交流を積み重ねてきた我々だからこそ実現できる。

 

[目標]研究所の学問的成果目標は

a.草地の価値    学際的研究によりわらび粉、わらび縄、飛騨牛をはじめとする生物多様性の経済性の研究を始め、草地などの多面的山利用の根拠をさらに解明したい。

b.伝統文化の再評価    ワラビ縄教室がなぜ受けるのか、名だたる菓匠たちがなぜわらび粉に注目するのか?理由は、縄文時代より受け継いでいる日本人と山の代表であるわらびとの関係を通して歴史の時間で洗われた、わらび粉や縄の伝統・文化・歴史・技術の最高結晶に日本本来の本物を見出しているからである。

 

[実施内容]研究所では各種アイデアを出し経済効果につなげる。

コンセプトの源を深めるために恒常的日本研究に携われる研究者が滞在できるよう研究施設を整える。山村振興研究所の施設は既存の30坪くらいのレストランの一部10坪くらいを借りて改修をする。宿泊施設を完備する。自炊も可とする。4畳半二間ほどを改修しバス・シャワー・トイレとお干菓子作りのための厨房を整える。事務所は畳張りにし、寝室と兼用にする。布団代わりにソファベット考えている。(既存施設使用)

山村の疲弊は全国的課題であるからこの研究所を中心に日和田の問題解決事例や各種情報を集積し、ネットにより全国に発信している。日和田に限らず全国の若者と共に歩んで行きたい。山岳文化の紹介として環境文化博物館と地産懐石レストランを将来的に併設する。当面、人員は採用せず、杉山が研究員となる。

[コモンズの共有牧野]

[目的] 共有牧野というコミュニティの財産を、生物多様性の草原と森林の適正配置の観点から考察を加え、コモンズの強化を通してわらび草原を発生させ、有効活用をはかることを目的とする。

[目標]中世以来の共有牧野というコモンズの歴史を生かした牧野は、地域住民レベルでの水源林解除の方策や共同運営によって支えられ、複合的生業計画であるわらび粉やわらび縄などの生態系サービスを活用する草原利用として、また、山スキー場などの新たな価値も付け加えて眠れる牧野の生産性を高め、文化経済価値を輝かせることを通して、山村の価値として、またコミュニテイの力として向上させたい。また、古来から維持されてきた生物多様性の研究フィールドとして位置付け、共有牧野の見逃された価値を発見したい。

 

[実施内容]将来的には、260haのおばこ牧場をわらび根採取地にする。そのために調査を行い生物多様性の持つ生態系と種の多様性確保の両者の研究成果から草地と森林を適正配置する。隣接の千町牧場に旧来のわらび植生が残る10haの研究フィールドを保全し、その研究成果をおばこ牧場の本整備に反映させる。

複合的生業である、わらび粉、わらび縄、健康な飛騨牛、在来種蕎麦、山菜、伝統的日本蜜蜂養蜂、薬草、桃やゴバイシ、ヤシャブシなどの有用植物植樹などの牧野利用は、生物多様性の保全と経済的価値のある生物資源利用であり、伝統的生業文化の多様性が植物や昆虫、鳥類などの生態系の多様性という価値の見直しにつながる注目集める研究となる。同時に、林野一体化利用によった観光客も取り込んだ冬場の仕事となる山スキー場のレジャーという憩いの公園を含むものでもある。伝統的牧野を自然と産業と観光が一体となった高原リゾートとして一般開放もはかる。環境共生型山岳牧野に向けた開拓である。最先端の牧野になる。未来の牧野である。何もかもを最先端にしたい。わらび縄もわらび粉も飛騨牛も生物多様性も日和田の町ぐるみの取り組みもみんな最先端の取り組みである。未来型山村を目指す。

おばこ牧場は水源涵養林であるため林野庁と宮内庁に解除のお願を打診している。一部解除になった。

 

 

 

 


 


 

4.実施スケジュール

※「3.実施内容」の取り組みについて、実施項目ごとに、具体の実施時期と内容が分かるようにご記入ください。

【1年目】2020年10月~2021年9月

実施項目 実施時期および実施内容
わらびの地下茎採取・加工

 

 

 

生物調査

 

 

 

 

 

 

 

 

わらび縄製作

 

 

わらび粉販売の営業を行う

 

わらび縄講習会

工芸品講習会

お干菓子製作

 

 

 

 

 

 

 

 

研究フィールドの整備

生物調査

 

研究所改修

 

 

 

 

NPO法人の総会を実施

 

水車小屋移築

 

民俗・民具調査

 

 

 

 

生物調査

 

 

 

 

 

 

 

2020年10月   高山市高根町日和田においてワラビの地下茎

採取加工を1カ月にわたり行う

<内容>10aを掘り根を600kg,澱粉50kg収穫を目指す

 

研究フィールドの生物調査を2日間実施する

調査方法は千町牧場内に牧草地、林地、わらび植生

の3つの異なる植生に、それぞれ3つの研究テーマである植生、土壌動物、昆虫の調査区域10m×10mを9つ設定する。

研究フィールドの調査により生態学の学問の成果に基づいた新しい牧野を創る基礎資料となる。

 

 

2021年2月   桂離宮に納める

<内容>7日間にわたり日和田において技術保持者が600mのわらび縄をなう

 

京都、東京に営業に回る

 

 

2021年3月   わらび縄講習会7日間

<内容>高山市から参加者を募り日和田の公民館を借りて毎日教室を開く。技術保持者が先生になる

講習会3日間

お干菓子講習会、試作品、制作

<内容>農水省の6次産業総合化計画の申請書類を作成中である。このプロジェクトの助成が決まれば厨房を作り雇用者と共にお干菓子作りを始める

 

2021年5月   研究フィールドの生物調査2日間

研究所の宿泊施設を整備する

<内容>今回の助成が決まれば研究所において調査・研究・宿泊ができるよう改修する

 

 

2021年6月   岐阜県高山市高根町日和田においてNPO法人Y.I.Kの総会に参加し 実施計画を決める。承認を得る

 

 

2021年7月~8月  梅雨明けから水車小屋の移築作業に取り掛かる

研究フィールドの植生調査2日間

日和田の民具民俗調査

<内容>1カ月にわたり民具調査を行う。民具をいただき収蔵する。民具の清掃をし、写真を撮り、台帳を作り収蔵庫に収蔵する。学生が集める。

 

 

 

 


 

【2年目】2021年10月~2022年9月

実施項目 実施時期および実施内容
わらびの地下茎採取・加工

 

 

生物調査

 

 

 

わらび縄製作

 

 

 

わらび粉販売の営業を行う

 

 

わらび縄講習会

工芸品講習会

お干菓子製作

 

 

 

 

 

 

 

研究フィールドの整備

生物調査

生物調査

研究所改修

 

 

NPO法人の総会を実施

 

 

 

 

生物調査

 

民俗・民具調査

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年10月   高山市高根町日和田においてワラビの地下茎

採取加工を1カ月にわたり行う

<内容>10aを掘り根を600kg,澱粉50kg収穫を目指す

 

研究フィールドの植生調査を2日間実施する

 

 

 

2021年2月   桂離宮に納める

<内容>7日間にわたり日和田において技術保持者が60mのわらび縄をなう

 

京都、東京に営業に回る

 

 

 

 

2021年3月   わらび縄講習会7日間

<内容>高山市から参加者を募り日和田の公民館を借りて毎日教室を開く。技術保持者が先生になる

工芸品講習会3日間

お干菓子講習会、試作品、制作

<内容>農水省の6次産業総合化計画の申請書類を作成中である。このプロジェクトの助成が決まれば厨房を作り雇用者と共にお干菓子作りを始める

 

 

2021年5月   研究フィールドの植生調査2回

研究所の宿泊施設を整備する

<内容>今回の助成が決まれば研究所において調査・研究・宿泊ができるよう改修する

 

 

2021年6月   岐阜県高山市高根町日和田においてNPO法人Y.I.Kの総会に参加し実施計画を決める。承認を得る

 

 

 

2021年7月~8月   研究フィールドの生物調査2日間

 

 

日和田の民具民俗調査

<内容>1カ月にわたり民具調査を行う。民具をいただき収蔵する。民具の清掃をし、写真を撮り、台帳を作り収蔵庫に収蔵する。学生が集める。

 

 


 

5.期待される成果  ※助成開始前との数値や状況の比較などを含めながらご記入ください。

*助成終了後1年以内当初、人々は「こんな山奥の寒村に投資してくれてありがとう」と自信がなく悲観的であったが、現在のコミュニティの変容は、宮内庁御用達の誇りが地域興しの底流となって日和田の人々がわらび縄ないの先生はじめ活発元気になり、今までの日和田の歴史が認められた満足感が溢れている。これらを受けて住民は日和田集落内において共同活動による大規模な山焼きを行い、コミュニティの力を確認し合い盛り上がりを見せている。中高年層や若者が向かい合う機会が多くなり収入も増すことによって日和田祭が盛大に賑わい、日和田発展やわらび粉の豊作やわらび縄の技術向上を祈り、若者と中高年が交わっていき、これらによってコミュニテイの統一感と高揚感が増すだろう。

わらび根採取の習俗は学問的に見て日本の農業の起源を示す重要なものであり、継承の価値がある。これを理解して中高年は、9年間のパイロット事業の取り組みやわらび縄の宮内庁御用達、NHK放映によって貴重なわらび粉生産文化とコミュニテイを支える産業を興すという自覚が芽生えてきている。この中高年が中心となって山岳文化の継承の担い手になる若者たちへの伝承を担う。20代の若者がわらび掘りに参加した。興味を持っている。地元で親と農業に従事していて未婚で交際中である。初めての経験なので作業だけでなくこのプロジェクトの意義を指導し、事業を継承する。日和田の若者の多くが建設業などの正業に従事しているため伝統的わらび堀に従事できず伝統が継承がうまくいかない。今後、企業の環境貢献としてシフトを調節してもらいわらび堀に参加を促す。共同体企業への第一歩である。保安林が一部解除になり活用が進む

<組織計画>文化国家日本研究所と高根町日和田のNPO法人ワイ・アイ・ケーが主体となる。NPO法人ではこれらを受けて、これから様々な活動が展開されるだろう。実施体制は一般社団法人文化国家日本研究所、飛騨わらび、山村振興研究所がワイ・アイ・ケーの支援を受けて行う。高山市と連携を取る。

*助成終了後から3~5年後 研究フィールドの成果を生かしわらび粉のパイロット事業の成功を目指す。3〜5年後には山村振興研究所を本格稼働させる。研究内容は、⑴わらび粉の安定的生産と品質向上と販路の拡大。⑵わらび粉菓子の企画販売の実践。⑶わらび繊維・各種植物繊維の縄や工芸品の企画、製作、販売の立案と実践。⑷日和田の民具収集。(5)地産懐石レストランの経営企画、集客企画。日和田の産物を調理して観光客に提供する。(6)山村民俗文化の研究。⑺若者の婚活。(8)研究フィールドの管理  学生や生徒、研究者にとっての研究や学びの場。(9)野外環境文化博物館構想の企画。(10)未来型山岳リゾートヴィレッジ構想のコンセプト提案 これらが事業計画である。研究所の収支を考慮に入れて実施案を考える

研究所が中心になって事業の経済効果を生む。各種企画の成功裏には収益の一部を研究所の予算に充当させる。研究所の主たる経営基盤はわらび粉からの収益である。わらび粉経営を順調に推移させ5年後には年間150万円の予算を研究所に組む。人員を雇えるだろう。国民金融公庫の融資や補助金の利用をお願いする。

3~5年後には環境・歴史・文化の地域資源を活かした高原利用の構想をまとめる。、山村振興研究所の力によって、中世からの共有牧野を教育文化の立場から、放牧やわらび根採取地や養蜂と、生物・環境の立場から生物観察や野外観察できる高原と、集落内では農業や民具などの学習や文化・生業などの体験学習、これらを踏まえた環境文化博物館の設立の構想とに加えて、レジャーの立場から登山、ハイキングや山スキー場の観光資源としての利用と、麓の集落は農泊などや風光明媚をリゾート開発にも利用し、日和田高原の持つ活力ある多角的価値を構想する。人々は日和田の課題が解決されていき自分たちの努力を実感するだろう

 

6.助成終了後の計画

未来のコミュニテイは、伝統的な地域文化を、時代に合った新たな価値に結びつけ、さらに未来に向けた地域文化の創造や、コミュニティの誇りの再生につなげることからもたらされる。町民は自信を取り戻している。日和田は日本一を目指す。共有牧野の整備により、天然わらび粉は、赤坂虎屋さんも関心を示されている。取引を決めたい。わらび縄は桂離宮御用を務めあげたい。各種取り組みの成功体験を地域振興の誇りとして、コミュニテイの内実を深めていき、経済と心的の両面から高揚をもたらして活性化し、高齢者と若者をつなぐ絆となリコミュニテイが再生する。これらの取り組みは、新たな胎動を日和田におこし未来型山村に導く。人口増により小中学校を復活させ限界集落から脱し市民所得向上をはかる地域振興策にもなる。誇りの礎であるわらび粉とわらび縄を代々受け継がれる日和田の宝とする。とりわけ若者にこれらを把握してもらい若者に考え実践してほしい。若者の未婚者が多くこの企画書を参考に大いに女性に語って欲しい。

鳥や花などの豊かな動植物相の生物多様性を保全したコモンズの草原の環境で、誇りに満ちた伝統知を大切にし、それを生かして助け合ってきた日和田の人々は、未来には、この生活を発展させ、わらび文化、複合的生業、高冷地野菜、野外などの環境文化博物館構想、未来型山岳リゾートヴィレッジ構想の立案などの、山の価値を生かした新しい事業に取り組み、所得増と人口増を可能にし、山村コミュニテイの姿を世界に発信する。

山村の荒廃は文明の危機である。わらび文化復興などの取り組みで日和田の人々とその仲間は、伝統的牧野の復活や山村振興研究所の活動などにより、日和田を経済的に豊かにし、コミュニティという相互連関が深化することによってその再生と活性化をもたらし、誇りという価値観からも勇気付けられ、新たな取り組みに挑んで事業による中高年の就労と未来の担い手の若者を育てて限界集落から脱し、持続可能な山村を目指し、理想的なコミュニテイを果たして日和田を桃源郷にしようと文明の難題を解決していく。


 

7.実施体制

(1)実施メンバー/組織

※本助成金における「人件費」および「謝金」の対象者/団体には◎(二重丸印)を付けてください。

氏名 年齢 所属・役職 プロジェクトにおける役割
杉山是清 60代 一般社団法人文化国家日本研究所代表理事 統括、会計
池谷和信 60代 国立民族学博物館教授 研究顧問
酒井英二 50代 岐阜市立薬科大学教授 研究顧問
津田智 40代 岐阜大学准教授 研究顧問
中田直太郎 60代 日和田NPO法人ワイ・アイ・ケー理事長 参与
市石博 60代 都立国分寺高校教諭、東京農業大学、東京薬科大学、武蔵野大学非常勤講師 生物多様性研究
上嶋さの子 80代 飛騨わらび わらび縄技術 ◎
原田松男 60代 飛騨わらび わらび粉技術 ◎
田水亮太 20代 農業、日和田在住 わらび粉研修 ◎
左合辰旭 30代 高山市元地域おこし協力隊 わらび粉研修. IT技術者 ◎
プロジェクトにおける役割
一般社団法人文化国家日本研究所、山村振興研究所飛騨わらび 研究、実務、教育
特定非営利団体NPO法人ワイ・アイ・ケー 協力
高山市 協力

 

(2)主な実施メンバー/組織(3者以内)の活動実績

氏名または団体名 文化国家日本研究所代表理事   杉山是清
活動実績

 

大学、大学院時代に宮本常一先生、川喜田二郎先生の指導、薫陶を得て、安家プロジェクト岩手県岩泉町安家、北上プロジェクト岩手県遠野市附馬牛町の調査を行なった。いずれも山村活性化のための調査であり、また、1987年90日間をかけ原付に乗り3500kmを走破して西日本の山村においてわらび粉生産と山村生活調査を行っている。飛騨地方のわらび粉調査は、1982年から5年に渡り調査を行ない、1990年度第4回日本民具学会研究奨励賞受賞「ワラビの地下茎採取活動」(『民具マンスリー』第22巻7・8・9号、1989所収)、「わらびの地下茎採取活動からみた縄文中期農耕社会」『民具マンスリー』48(2)2015、日本における農業の起源を示唆する貴重な民俗であることが判明した。これらの学問を土台に自発的に9年来自己資金によりパイロット事業を実施し日和田や社会で活動している。昨年度、文化国家日本研究所ではわらび縄が桂離宮で施工され宮内庁御用達になった。昨年、明治安田クオリティオブライフ文化財団より助成金を賜った。NHK『ニッポンの里山』に日和田のわらび堀が放映された。昨年、山村振興の実績などが評価されてノーベル平和賞にノミネートされた。
氏名または団体名 中田直太郎NPO法人ワイ・アイ・ケー理事長
活動実績 建設業を営みながら地元の雇用を確保し、NPO法人創設から現在に至るまで代表として日和田地区の地域活性化に尽力し、蕎麦栽培に力を入れ、蕎麦で村おこしを図り経理から営業まで担当している。日本ミツバチの養蜂組合長となり地場産業振興も図っている。また、理事長が社長を務める中田土建の環境貢献として若手のわらび粉産業への派遣を計画している。
氏名または団体名 特定非営利活動法人NPO法人ワイ・アイ・ケー
活動実績 日和田地区の地域振興のため2009年に設立され、蕎麦生産販売と文化財保存のために石仏の会の活動や都市連携として岐阜県柳ヶ瀬との交流を行なっている。

 

 

 

(3)ステークホルダーの関係図※役割や関わり方が分かるようなイラストや相関図などを用いてご記入ください。

 

 

 

高山市バックアップ

明治安田生命

        統括

特定非営利団体NPO法人ワイ・アイ・ケー

理事長 中田直太郎

一般社団法人文化国家日本研究所

代表理事 杉山是清 ワイ・アイ・ケー副理事長

飛騨わらび  わらび粉生産、わらび縄教室、文化財保存

山村振興研究所  問題解決型シンクタンク

 

 

 

 

 

 

 

わらび縄教室  技術継承

工芸品教室  わらび繊維をはじめとする工芸品技術習得

山村振興研究所  博物館、レストランなどの事業計画

望嶽の菴蕎麦食堂、わらび餅とお干菓子製作販売

 

原田松尾 わらび粉生産技術伝承者

上嶋さの子 わらび縄技術伝承者

渡邊デザイン事務所ブランディング

デザイン

中田土建

小坂建設   共同体企業連合

日和田林産

 

左合辰旭 元地域おこし協力隊員

 

 

 

 

 


 

8.実施予算

(1)実施予算の内訳(2年分)

※末尾の「<表>助成金費目一覧」に従い、2年分の実施予算を「万円単位」でご記入ください

(単位:万円)

費目 内訳 応募金額 他財源での充当額
1)人件費 伐採・手入れ240,000円 8000円×3人×10日

 

 

 

24

 

2)借料・水道光熱費  

 

 

3)謝金 17
4)委託費
5)旅費 東京ー名古屋-高山222,880円  13930円×2×7

 

20
6)通信・運搬費  

 

7)機械・器具・備品費 チェーンソー160,000円 160,000円×1、

事務所・寝室工事、電気工事 、厨房工事費、水回り工事費(トイレ、バス・シャワー) 2,000,000円

フェンス設置100,000円

①  車小屋 こしきⅠ、舟2 1,000,000円 移設費用1,500,000円  ② 現場工場 船1槽400,000円、小屋施設1,200,000円、(加工機械)1台500,000円、

 

 

686 15
8)消耗品費 パソコン・プリンター180,000円

 

18
9)会議費
10)印刷・製本費 広告費、デザイン料200,000円

HP作成500,000

70
11)その他諸経費   ガソリン200,000円  保険100,000円 30
合計金額 848 32


 

(2)プロジェクトの実施総額と財源の内訳

※プロジェクトの実施総額をご記入いただき、本助成金以外で充当する財源がある場合は、資金計画の内訳をご記入ください。

プロジェクト実施総額 8,480,000

(本助成金以外で充当する財源〔他の助成金・補助金、融資、寄付金・会費、事業収入など〕の内訳)

財源の種類 使途(対象費目および内容) 金額(万円)
明治安田クオリテイオブライフ文化財団 地域の伝統文化分野への助成金 わらび粉加工機械 15
高山市文化振興事業支援補助金 講師料、材料費、交通費 17
合計金額(万円) 32


 

習近平よ!安倍晋三をはじめとする日本の軍国主義者にズバリ言え!

 

お前ら人の心を持ってない人間失格だと!

中国は日本国民の戦後賠償をアメリカと共に放棄してくれた。戦争被害者にもかかわらずだ。人の心を持つやさしい国だ。5000年間戦争も仕掛けてこない。この2つの歴史的事実で私は、親中国、中国を信じている。今の中国は慌しい。中国5000年の歴史で国内的にも国際的にもどっしり構えて欲しい。東洋にいないとわからないだろう。

 

赤字国債の発行は国力を弱める。

 

国力が無いためにコロナの事態に対応できないことを露呈した。国力を強めよう。赤字国債の発行を減らす。歳出削減である。

まず、自衛隊の防衛費を5分の1に減らす。浮いた予算は教育費に使う。4兆円で若い人を3万人アメリカ留学させる。国力増強につながる。軍事費よりいいだろう。アメリカも世界戦略を見直すだろう。日本が世界の軍縮を引っ張る。

世界の軍事費を減らす。使うところはいくらでもある。

中国が日本を攻めて来るわけないじゃないか!5000年の歴史のなかで元寇の役だけだ。それも漢民族でない。ロシアが危ない。日露平和条約を結ぶ。北方の守りを固める

。どちらも外交努力を傾ける

 

 

つづく

中国は世界の外交官らしく襟を正せ

 

 

中国に静かに物が言えるのは私ぐらいだろう。

一帯一路は失敗するだろう。

南シナ海領海問題は紛糾するだろう。

中国の欲が深いからだ。がめつい。歴史上、欧米列強もそうだった。武力を使わない戦争をしない国だから信用してきたが開発途上国に経済戦争をしかけている。インド洋の主要な港湾を分捕る気だろう。世界は習近平を信用しなくなる。中国は3流国になる。

覇権争いなどとはもっての他である。

アメリカの方が品がある。

襟を正せ!!

 

 

 

安倍晋三は恫喝で乗り切る気だな!

国民を馬鹿と思ってるんだろう。

安倍晋三はヒトの心をもっていない。

そもそも中国に侵略の事実を謝れないとは国家の責任者たる資格はない。だから何やっても責任とらないんだろう。あれだけの戦争をして頰被りしてなおかつ安保法制や自衛隊増強で世界に戦争を仕掛けようなどとはヒトの心をもっていない。あの動画を観たら自衛隊も死ねないだろう。苦労してないから想像力が働かずお坊っちゃまよりまだ悪い。65歳にもなってヒトの心を持たない欠陥人間だ。クロだ。我が自民党から出てけ!中国に侵略の事実を素直に謝れ!日本国民の名誉のために。岸の孫だろう。戦争責任がある。アメリカの意見を聞きたいところである。

日本を滅茶苦茶にしやがって!ただじゃおかないぞ!日本国民はあの動画で目覚めた。国民はついて行かない。逆襲する。自民党が分裂する。

 

菊の杉山是清

 

安倍お坊ちゃま内閣!さようなら! コロナ救国国会を開け!

 

国を為替と金利で転がしただけじゃないか!いいところどりの持ち逃げはさせない。コロナは忖度しないぞ。安倍晋三は国の責任者として失格だ。国民はもうわかった。

国会は本末転倒である。コロナ阻止のための各種委員会を開け。日本の頭脳を停止すればコロナ禍ますますひろがる。サボるな、わかったか!コロナ救国国会を開け!命がけでやれ!こっちとら端から命がけだ!

 

菊の杉山是清

 

 

 

安倍お坊ちゃま内閣!さようなら!     コロナ救国内閣を組閣せよ!

 

安倍晋三にコロナの国家非常事態を収束できるだろうか?

国家の重要案件であった安保法制と皇位継承では20%の支持、国民の80%は反対であった。重要であればあるほど国民は信用していない。コロナの重要局面でも国民は信用せず言う事を聞かず収束できないだろう。きっと。

ご本人も収束できずとも責任を取る気は無いようである。政治家生命をかけてコロナと闘え。全身全霊で火の玉となって立ち向かへその迫力が伝わってこない。それでは国民は指示に従わないだろう。

国家の責任者失格だ。

日本が火の海になる前にやめろ!

無責任者!逃げ出す気だろう。

敵前逃亡である。

 

自衛隊軍事予算をコロナ経営補償金.医療従事者に使え!

 

菊の杉山是清

 

 

 

2020  ニッセイ財団環境問題助成      文化国家日本研究所   菊の杉山是清

財 団
研19

 

 

  処理欄
公益財団法人 日 本 生 命 財 団 2020年

理 事 長 殿

代表研究者 杉山是清

※押印漏れは書類不備で失格となります

2020年度 学際的総合研究助成申請書

下記内容のとおり貴財団の学際的総合研究助成を申請致します。

・研究課題 (一般向けに平易かつ簡潔な表現としてください)

再生草地のわらび利用文化復興などによる山村の理想郷化研究

 

・代表研究者(申請者)

  (ふりがな) すぎやまこれきよ

杉山是清(ノーベル平和賞ノミネート人類学者)

生 年 月 日

(和暦)

65
 氏   名 S.29 11
所 属 機 関 名

(大学・学部)

一般社団法人文化国家日本研究所

(ノーベル平和賞ノミネート推薦指定研究所)

代表理事

最 終 学 歴 筑波大学大学院環境科学研究科

 

生態人類学

 

役   職 (専攻分野)
 T E L 03-6228-6848 F A X 03-6228-6848
所 属 機 関 104-0031  電子メールアドレス info@g-mozart.jp
住 所 中央区京橋1-6-14
 T E L 090-6502-7087 F A X 03-3535-7887
自   宅 104-0031  電子メールアドレス korekiyowqarabi@gmail.com
住 所 中央区京橋2-12-11

・代表研究者不在の場合の連絡責任者

 ( ふりがな ) すぎやましげる

杉山 茂

所属機関 静岡大学  (情報社会システム講座)・助教授

 

 

 氏 名 役  職
 連 絡 先  T E L 053-478-1537 F A X 053-478-1537
  □所属機関 422-8529 電子メールアドレス shsugi@ia.inf.shizuoka.ac.jp
  □自  宅 住 所 静岡県静岡市駿河区大谷静大宿舎252

・助成期間   2019年10月1日~2021年9月30日

助成申請額 15,000,000

 

 

万円
研究チームの人数

(代表研究者を含む)

(注)1.申請書送付時、原本及び申請書の両面コピー2部を添付の上、送付のこと。

2.申請書記載等の個人情報については助成選考時に使用します。又、助成決定分については助成結果の公表時に

使用します。

 

 

研19

 

 

財 団
  処理欄

 

〇分担研究テーマ及び分担研究者

(分担研究者欄には、全体の研究体制がわかるように各分担研究グループの責任者名及びメンバー名を

区別して記入してください)

分  担  研  究  者
No. 分 担 研 究 テ ーマ 所属機関・役職・氏名
最終学歴・専攻・生年月日・年齢
 

 

わらび粉生産販売を軌道に乗せ本研究の全体から村落社会の活性化に至る過程の研究

 

諸施策実施による村落社会における評価と実施の有効性

 

新たな牧場のコンセプトと具体的牧場整備の技術なサポート。アドバイザー

 

火入れがわらび澱粉に及ぼす影響

 

 

 

わらびを使った創薬の研究

 

 

ワラビの生産性向上に適した牧野の生理生態学的研究

 

山村における再生エネルギーの活用事例

 

 

世界的視野で見た山村僻地の活性化の事例研究

 

蜂、ヒト、自然との関わりの歴史的、生態学的研究と養蜂教育の実践

 

 

アジアにおける山村の特産品の研究

 

地域活性化と企業の社会貢献

 

 

 

 

一般社団法人文化国家日本研究所 代表理事 杉山是清

筑波大学大学院環境科学研究科 1954年8月11日 65歳

 

 

日本大学生物資源学部国際地域開発学科 教授 水野正巳

英国ケント大学大学院 70歳

 

農研機構、畜産草地研究所、御代田研究拠点

草地管理研究領域 山地放牧研究G  手島茂樹 49歳

 

 

岐阜大学流域件科学研究センター、準教授 津田智

東北大学大学院理学研究科生物学専攻博士後期課程修了

 

 

岐阜市立薬科大学 薬草園研究室 助教授酒井英二

岐阜市立薬科大学大学院薬学研究科薬学終了 1963年生まれ55歳

 

東京都立国分寺高校教諭 市石博 筑波大学大学院環境科学研究科  1956年10月21日 63歳

 

 

昭和シェル石油株式会社 環境安全(HSSE)部シニア環境アドバイザー 巣山廣美  筑波大学大学院環境科学研究科1954年4月26日  65歳(4/4時点歳

 

 

国立民族学博物館 民族文化研究部 教授 池谷和信 61歳

東北大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学1958年10月23日 58歳

 

東京都立八王子桑志高校 教諭 多摩養蜂教育研究会 事務局

小林基哉 筑波大学大学院環境科学研究科1957年2月

19日 63歳

 

国立民族学博物館 研究戦略センター 准教授 南真木人

筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科中退 59歳

 

 

すぎのフアーム表 杉野光明 筑波大学大学院環境科学研究科  1956年2月24日60歳

1956年2月24日63歳

 

 

 

 

 

 

研19

 

 

財 団
  処理欄

〇研究者の研究略歴、著書、論文等

(代表研究者及び共同研究者について最近5ヵ年分を1頁内にまとめて記入してください)

 

氏  名

内     容
 

杉山是清

 

 

 

 

水野正巳

 

 

 

 

 

手島茂樹

 

 

 

 

 

 

 

 

池谷和信

 

 

 

 

酒井 英二

 

 

津田 智

 

ワラビの地下茎採取活動からみた縄文中期農耕社会

民具マンスリー48巻2号2015

 

実践民俗学ー民俗文化復活の意義  民具マンスリー48巻5号2015

 

 

誌名    中国農村における生活改善に関する研究(日本学術振興会 二国間交流事業 中国社会科学院との共同研究 研究成果報告書

出版者  宮崎公立大学 堀口研究室 戦後日本の生活改善を研究する人ぼと

巻号頁  10-22  2014

 

グリーン・ツーリズムの現段階と今後の展望-富山県氷見市長坂集落「棚田オーナー事業」の事例分析を中心に-   高橋巌、葉山渓、水野正己 誌名   食品経済研究

出版者  食品経済研究編集委員会 巻号頁  42, 4-22        2014

 

 

小規模移動放牧技術(御代田研究拠点)の到達点(畜産草地研究所 手島茂樹)

2011/1ースレター 第23号 水田・里山放牧ニュースレター 2011年1月17日

発 行 水田・里山放牧推進協議会 事務局 畜産草地研究所(那須研究拠点)

 

20.小規模移動放牧による肥育素牛の放牧育成

– 放牧時の増体と肥育結果について – 手島 茂樹1・池田 哲也2・進藤 和政1   2013水田・里山放牧推進協議会  放牧活用型畜産の活用に向けて   農研機構畜産草地研究所

 

放牧牛の繁殖管理を大幅に省力化できる繁殖プログラム

技術の窓 No1967 H26.1.23 日本政策金融公庫

 

 

『人間にとってスイカとは何か――カラハリ狩猟民と考える』(フィールドワーク選書 5)臨川書店 2014。

 

『わたしたちのくらしと家畜(1)家畜ってなんだろう』童心社2013

 

 

西洋ハーブ「チェストベリー」の性状について 生薬雑誌69(2)48-52  2015年

 

熊本県阿蘇地域における斜面崩壊後4年目および26年目の半自然草原植生

日本緑化工学会   2018年

 

 

 

 

 

研20

 

 

財 団
処理欄

 

 

 

 

 

 

〇研 究 目 的

 

産業構造の変化により人口流出が起こり放棄放牧地の雑木林化や草地の減少による生物多様性における生物種の減少を生んでいる。岐阜県高山市高根町日和田の千町牧場における草地化実験圃場は、研究フィールドとして位置付けられ、生物種の増加をもたらす豊かな環境を作り出す方策を生み出すために作られ、生物多様性を取り戻す科学的知見を得、草地をよみがえらせ再生草地として人間活動に資することを目的とする。

かつては、伝統的草地がわらび根や牛飼養や複合経営の基盤となっていた。現在、伝統的草地の重要産業であるわらび粉や宮内庁御用達のわらび縄は、日和田を経済的にも、コミュニティのレベルでも支え、中高年層の就労により離村を防ぎ、日和田の文化の源となり誇りとなっている。

産業構造を生物多様性の経済性に基づいて地域に合った構造に作り変える結果、伝統的草地のなかでわらび粉生産や包括的生業計画、山岳リゾート高原などの人間活動による草地の価値の見直しは、研究フィールドの新知見により、森林、草地の適正配置による生物多様性という環境保全の取り組みとなり、その結果、わらび関連産業育成でもあり、コミュニティ社会の保持となり、心の拠り所となる。これら各観点の地方からの統合的な発展は、国土の発展に寄与し、より豊かな社会を作る研究結果をもたらすであろう。

統合的視野に立ち、経済、コミュニテイ、山岳文化・山村振興研究所、共有牧野、誇り未来の各観点からのべる

わらび粉経済

[目的]わらび粉生産を経済的基盤の原資とする事を目的に優良なわらび根採取地拡大パイロット事業を行う。

[目標] 日和田が日本で唯一、野生のわらび根を採取し天然のわらび粉を生産している生産地である。年間生産量50kgを目標に、短期雇用に5人が従事している。10年後には15人の季節雇用を目指し、優良なわらび植生を展開させ高い歩留まりと高品質を恒常的に確保し、保持していくことを目標とする。生業の一つとして若者定着をはかる。

コミュニティ

[目的] 誇り、未来、活力、経済、文化、山村振興研究所、共有牧野、が核となって現状のコミュニテイの打開策を生み出す事業を提案し理想のコミュニテイを目指す。

[目標] 目指す理想のコュニティは、中世以来の共有牧野に育まれてきた、自己の町に誇りを持ち、老いも若きも未来を信じ、活力溢れる経済的にも恵まれた文化的社会である。学問の力を借りて町の在来知であるわらび粉とわらび縄生産などを中高年層の就労事業とし、他では作れない日和田の代々の宝として離村によるコミュニテイの崩壊を防ぐ。

山岳文化・山村振興研究所

[目的]わらび粉を始めとする伝統的山岳文化の継承とその中から新しい文化の創出を見いだすことを目的に山村振興研究所を開設し、伝統文化の価値評価屋や草地の価値などの日和田の文化的基盤を支えることを目的とする。研究所は、山の価値の再発見をもたらすアイデアの源を生み出す場である。学問の力を借り、考察と実施策の実践の場とする。学問の実績や実業の世界の情報を集積し、架け橋の役目を果たす問題解決型の研究所である。高品質のわらび粉を確保する技術を確立する。

[目標]研究所の学問的成果目標  .  a.草地の価値は、学際的研究により生物多様性の経済性の研究が始まり学問による草地などの多面的山利用の根拠が理解される。科学的知見を得るために研究フィールドにする。   b.伝統文化の再評価は、希少価値が見出されるようになり社会に受け入れられてきた。その価値をさらに高め社会的ニーズを高める。さらに文化の掘り起こしを行い新たな価値を求めて過去の文化調査を行う。

共有牧野

[目的]共有牧野というコミュニティの財産を草原と森林の適正配置により生物多様性の観点から有効活用をはかる。

[目標]中世以来の共有牧野というコモンズの歴史を生かした牧野は、地域住民レベルでの水源林解除の方策や共同運営により、わらび粉やわらび縄などの生態系サービスを活用する草原利用として、また、山スキー場などの新たな価値も付け加えて、眠れる牧野の生産性や文化的価値を輝かせ、山村の価値とコミュニテイの力を向上させる。また、古来から維持されてきた生物多様性の研究フィールドとして位置ずけ、共有牧野の見逃された価値を発見する。

町の誇り・未来

[目的]日和田のわらび縄が桂離宮宮内庁御用達になった。日本の宝である。町民は自信を取り戻し日和田の誇りとなる。コミュニティを考え実践する礎とし、限界集落から脱し、持続可能な山村を目指す。共同体企業を生み出し未来型山岳リゾートとしての日和田高原開発のコンセプトを作りだす。

[目標]  わらび縄とわらび粉を日和田の宝とし、日本のかけがいのない宝とする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

研20

 

 

財 団
処理欄

〇研究計画・方法

わらび粉経済

[計画・方法]わらび粉技能保持者と若者をチームに加えて高品質のわらび粉生産を計る。

(生産高)2週間80人日、5aの採取面積から40kg〜56kgのわらび粉を採取する。

(加工施設3工場)を計画している. ①水車小屋(体験ツアーに使う) 濾し器1 舟2 移設費用、施設整備費用 ②冬季工場 (冬の仕事)  ③現場工場 舟1 小屋施設

(加工機械)わらび粉加工2台

(優良な採取地確保)のために火入れ、伐採などの手入れを行う。

(新商品)お干菓子は試作品、パッケージができあがった。量産化を待つだけである。冬の仕事とする。

(日和田のブランド確立)ECシステムによるブランド化

コミュニティ

[計画・方法] 限界集落のコミュニティの中心である中高年層の就労がほとんどなく、若者も戻れず貧困世帯の中高年層が増え経済的事情から離村となりコミュニティが機能しなくなりつつある。学問の力を借りて地域特性であり町の在来知であるわらび粉とわらび縄生産などを中高年層の就労事業として考えている。市場があり、中高年層には馴染みがあり、技術保持者であり、他では作れない日和田の代々の宝である。わらび縄が桂離宮の生け垣に使われ宮内庁御用達を賜わるに及んで町民の名誉となり、事業にふさわしいことがわかった。日本の宝物となった。これらを踏まえて、教室などで生産の増大を図ることは村民の誇りとなりコミュニティの内実を深め、コミュニテイに経済と心的の両面から高揚をもたらし、継承に若者を巻き込み、活性化させる。

山岳文化・山村振興研究所

[計画・方法]文化の価値に注目し文化継承による村作りを行っている。中世以来の歴史を持つ日和田の歴史民俗を後世に伝え、歴史民俗資源として文化の維持発展に有効な山岳文化を探し出す。ここまでやらないと新しい文化を創出させ、文化継承はできない。

コンセプトの源を深めるために恒常的日本研究に携われる研究者が滞在できるよう研究施設を整える。山村振興研究所の施設は既存の30坪くらいのレストランの一部10坪くらいを借りて改修をする。宿泊施設を完備する。自炊も可とする。4畳半二間ほどを改修しシャワー・トイレとお干菓子作りのための厨房を整える。事務所は畳張りにし、寝室と兼用にする。布団代わりにソファベット考えている。(既存施設使用)

山村の疲弊は全国的課題であるからこの研究所を中心に日和田の問題解決事例や各種情報を集積し、ネットワークにより全国に発信する。日和田に限らず全国の若者と共に歩んで行きたい。山岳文化の紹介として博物館、レストランなどを併設する

共有牧野

[計画・方法]対象となる千町牧場・オバコ牧場は260haの森林になっている。これを生物多様性という生態系の多様性と種の多様性確保の両者を図るために、ここに10haの研究フィールドを作る。10haを草地化する。何が適正配置かを仮説を立てて実証するために実験的に白樺やダケカンバなどの群生地は残し、ゴバイシやヤシャブシなどの有用植物を選択し生息適地を探す。草原は火入れなどによって、自然植生の豊かな植相を作り出しわらび、飛騨牛などの多様な種を育む。

これらの種が生息する研究フィールドは、問題となっている、草原の植物や、昆虫、鳥類などの減少の復活がどのようになされるかを調べる注目を集める研究となり、文化多様性という意味での伝統的生業文化の価値の見直しにつながり、この研究から生物多様性の草原の新知見を見出せる

誇り・未来

[計画・方法] 将来的に隣接するおばこ牧場の保安林解除をもとめ林野庁、宮内庁と折衝を始めている。若者と共に日和田の財産を生かす。教室を開いて、わらび縄技術保持の若者の後継者を作ることや工芸品製作の技術を定着させ根付かせる。村外女性との交流の場ともする。コミュニティが醸成されるだろう。若者の立ち上がりを期待する。

天然わらび粉は、赤坂虎屋さんも関心を示されている。わらび粉生産の増大と、品質の向上を図り、日和田の誇りを社会に知らしめる。誇りは、地域振興の柱とし、コミュニテイの内実を深めていき、経済と心的の両面からコミュニテイに高揚をもたらし、高齢者と若者をつなぐ絆とし、代々受け継がれ日和田の宝とする。

 

 

 

 

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研20

 

 

財 団
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〇研究の準備状況

研究の準備段階は9年目である。調査論文にも5年間を費やしているので今回のプロジェクト研究の準備には14年間を費やしている。研究論文は1990年度 第4回 日本民具学会研究奨励賞受賞「ワラビの地下茎採取活動」(『民具マンスリー』第22巻7・8・9号、1989所収)にまとめた。現在、現地のNPO法人に加わり、実践研究のための基礎調査に9年を費やし、副理事、ワラビ粉生産部長として生産に従事している。村人を5人短期雇用し、NPO法人の事業の一環としておこなっている。このことは、『民具マンスリー』「実践民俗学 ー民俗文化復活の現代的意味ー」48巻5号に詳しい

 

チームの組織は、20年前に採取を行っていた職人さんが協業してくれることが決まり技術的にも万全になった。またチームに20代の若手も加わり技術文化の継承もうまくいっている

 

準備段階の3年間は放牧地において小規模の採取しか認められず、荒廃農地にわらびの人工栽培を試みた。人工栽培がうまく繁殖せず、わらび植生確保のため放牧地の採取許可をお願いした。その後4年目、5年目の実施段階において、本格稼働にはまだまだであるが、採取が5年目に入り、4年目に10キロ、5年目に35キロを6年目に50kg生産している。東京や京都の和菓子店に営業に行き、販売の実績は東京虎屋、小石川一幸庵、京都蕭月の3軒、有名日本料理店に納品を決めた。本格稼働になるためにはさらなる販路の拡大の準備をしている

 

また、わらび粉を生産する段階で残る繊維から作れるわらび縄が日和田のわらび縄として宮内庁の御用を賜わった。桂離宮に納品し、取り付け作業が終わった。町の宝である。今後、国宝、皇室財産、神社仏閣の注文に備えたい。そのために、わらび植生の不足が課題になっている。この解消のため隣接の共有牧野のオバコ牧場の有効利用によりわらび植生の確保をはかろうとしている。現在、水源涵養りんであるため解除をお願いしている。

 

わらび粉生産は、わらび粉の製品の質の安定化が求められ、自然のものなので天候の影響をまともに受けてしまう。採取地の分散などをはかり対処する。現在2週間に採取期間が区切られているため50kgの生産をしており、採取期間を倍にして100kgの産出を目指したい。または、採取グループをもう一組みつくることも検討している。新施設計画も行っている。水車小屋を移設し伝統的人力によるわらび堀と水車による澱粉加工を行い、伝統文化に基ずいたわらび事業を行い体験ツアーにより高山から旅人を寄せる。

 

山村振興研究所での試作によりわらび粉を使ったお干菓子開発の6次産業の総合化計画が始まろうとしている。高山市の銘菓にする。厨房をこの助成金によって整える。わらび縄は日本で最後の伝承者を中心に町内の女性や若者を集め冬場にわらび縄を綯う会を作りこれを復活させ教室を開き40名の参加希望があった。文化財を守り、町の誇りを高めようとしている。わらび縄は古くは御所、二条城、修学院離宮の垣縄に利用されていた。皇室財産、文化財保存の立場からこれを復活させたい。冬場の仕事がないのでお干菓子づくりとともに冬場の仕事とする。山の本物を作る

 

地域密着の問題解決のアイデアを生み出す源泉を山村振興研究所に求める。この研究所を中心に日和田地区の問題解決事例をwebにより、全国の山村や研究者に各種取り組みを発信する。現在、東京の文化国家日本研究所内の山村振興研究所でweb論文発表やわらび粉や山の幸ビジネスを行っているがこれを現地で陣頭指揮を執って「山村振興研究所」は、活動の実践の中心的役割を果たす。一層の活動の幅を広げたい。既存施設の利用なので費用がわずかで済む。

「山村振興研究所」は拠点となり、公園化し、飛騨の文化を紹介して都市の人々を呼び込んで都市から山村、山村から都市への経済循環、物質循環などを活性化させる中核として、経済と物質を包含する文化循環による経済社会上昇をもたらし日和田地区にユートピアを作る。山岳文化博物館、日和田の山の幸を使った日本料理店を併設する。

 

 

 

 

 

 

 

 

研20

 

 

財 団
処理欄

〇研究により期待される成果

助成終了後1年以内

パイロットプラン8年目にして日和田のわらび縄が桂離宮納品になり宮内庁御用達になった。桂離宮の黒文字垣に使われている。技術伝承のために今春「わらび縄教室」を開催予定し高山市民40名の応募があった。これらを受けて住民は日和田集落内において共同活動による山焼きを行い、コミュニティの力を確認し合い盛り上がりを見せている。

初年度の計画地区10haうち1haの伐採が済み、草地化の第一歩が始まる。復元の7〜8年間毎年火入れをし、残った樹木の伐採や草地の面倒をみる。中高年層には、いままでの8年間のパイロット事業の取り組みやわらび縄の宮内庁御用達、NHK放映によって、伝統的わらび粉生産活動による代々つながる文化とそれから派生するコミュニテイを支えているという自覚が芽生えてきている。20代の若者がわらび掘りに参加した。興味を持っている。初めての経験なので作業だけでなくこのプロジェクトの意義を指導する。

4年~5年後の計画

パイロットプランを成功させる。伐採と火入れ、草地化に誘導して3〜5年かけて良好なわらび植生を作り出す。わらび植生33㎡あたり50kgの地下茎を採取しわらび粉歩留まり2.8kg、わらび粉の年間生産高50kg、売り上げ200万円を安定的に目指す。短期雇用の村人数人の所得を年間10~20万円(一人当たり)増収を図る。本物の生産の文化の保持に努め、一層の品質の向上と安定化を図る。会社の内部留保と基金を作り、日和田の産業、生活、文化、教育に投資する。

わらび縄は、教室のメンバーとして若者を含めて多くの村人を集め縄を3年~5年かけて毎年10束作りたい。買い上げをする。わらび縄教室を開く。6年後の桂離宮本改修に備える。

高齢者や若者が向かい合う機会が多くなり収入も増すことによって盛大に祭が賑わい、わらび粉の豊作やわらび縄の技術向上を祈り若者と高齢者が交わっていき、コミュニテイの統一感と高揚感が増す。

3〜5年後には山村振興研究所を稼働させる。研究内容は、⑴わらび粉の安定的生産。⑵わらび粉菓子の企画販売の実践。⑶わらび繊維・各種植物繊維の縄や工芸品の企画、製作、販売の立案と実践。⑷日和田の民具収集。(5)レストランの経営企画、集客企画。(6)山村民俗文化の研究を行う。⑺若者の婚活。⑻研究フィールドの生物多様性観察、研究。 (9)持続可能山村を目指す。

10年後の計画

[資源・財源計画]わらび粉生産を拡大し取引先を増やす。現在年間50 ㎏のわらび粉の年間収益は30~45万円、わらび縄5万円の収益を計り、山村振興研究所の財源として充当させる。村人には賃金としてわらび根採取で80万円、わらび縄製作手間賃と講師料として50万円ほどが支払われる。ここ数年では、集落内に落ちる経済は年間180万~200万円である。パイロットプランの成功のあかつきには採取地を拡大し需要の拡大を図り旧来の収益も充当する。10年後には年間300kgのわらび粉とわらび縄生産を目指す。年間収益は360万円が見込め、その10%をわらび基金に、残りを山村振興研究所経費と設備投資と内部留保に回す。わらび縄は国宝、皇室財産、文化財などへの導入を計る。副業が生業となり人口増をもたらす

[組織計画]文化国家日本研究所と高根町日和田のNPO法人ワイ・アイ・ケーが主体となる。実施体制は、一般社団法人文化国家日本研究所、飛騨わらびと山村振興研究所がワイ・アイ・ケーの支援を受けて行う。

 

鳥や花などの豊かな動植物相の生物多様性を保全したコモンズの草原の環境と、伝統知の貴重な民俗文化で暮らして来た歴史の生活を学び、生態系サービスがもたらした山の恵みを満喫し、地域コミュニティが維持された温かい地域と関わり、これらの持続可能山村を経済、社会、文化、魂の観点から鑑みて都市民の心を癒す思い思いの休日をハイキングや山岳スキー、山村の生活体験などで楽しんでもらい、これらの持続可能な山村の取り組みを未来型山岳リゾート構想のコンセプトに統合しプランを練る。

 

隣接のおばこ牧場の保安林解除は、国の宮内庁の事業とし日和田の財産である共有地の有効活用したわらび根採取地として解除をお願いしたい。

 

山村の荒廃は文明の危機である。わらび文化復興や研究所などでコミュニテイの充実と高揚を図り、高齢者の就労と未来の担い手である若者を育て、限界集落を脱し、持続可能な山村としてコミュニティの努力を盛り上げ、ユートピアにすることによって文明の難題を解決していく。

 

 

 

 

 

研20

 

 

財 団
処理欄

〇研究(全体)の運営スケジュール

年 月    実 施 計 画 説    明    欄
 

2020010

 

2021年2月

 

2021年3月

2021年5月

 

2021年6月

 

2021年8月

 

2021年10月

 

2022年1月

2022年4月

 

2022年6月

 

 

2022年8月

 

わらびの地下茎採取・加工

 

 

わらび粉販売の営業を行う

 

研究フィールドの整備

 

、研究所改修

 

NPO法人の総会を実施

 

 

植生調査、民俗・民具調査

 

 

わらび地下茎採取・加工

 

 

わらび粉販売の営業を行う

 

研究所オープン

 

NPO法人の総会を実施

 

 

植生調査、民俗民具調査

 

 

 

岐阜県高山市高根町日和田においてワラビの地下茎採取加工を1か月にわたり実施する。

 

京都、東京に営業に回る

 

おばこ牧場を整備する

 

研究所の宿泊施設を整備する

 

岐阜県高山市高根町日和田においてNPO法人Y.I.Kの総会に参加し実施計画を決める。

 

研究フィールドの植生復元調査と日和田の民具民俗調査

 

岐阜県高山市高根町日和田においてワラビの地下茎採取加工を1か月にわたり実施する。

 

京都、東京へ営業に回る

 

 

 

岐阜県高山市高根町日和田においてNPO法人Y.I.Kの総会に参加し実施計画を決める。

 

 

研究フィールドの植生復元調査と日和田の民具民俗調査

 

 

 

(注)この様式に2年間のスケジュールを記入してください。

 

 

 

 

研20

 

 

財 団
処理欄

〇支出計画-使途明細

 

 

 

 

 費  目   金  額

(単位:円)

       内 訳 ・ 算 出 根 拠
(1)研究補助者経費 2,020,000
①     研究協力者謝金 1,200,000 10000×30×4
②研究作業者謝金 840,000 8000×35×3
(2) 870,000 2000自炊×30×7、交通費450,000
①国内旅費 870,000
(3)
①     調査委託費 1,800,000 HP制作1,800,000

 

600,000 軽トラ400,000、コンピューター200,000
(4)
150,000 パンフレット150,000
(5)
(6) 9,500,000 研究所改修・水周り・寝室・会議室2,000,000、家賃補助300,000

人件費補てん1,000,000、千本搗き2台1,000,000、水車小屋移設1,500,000、整備1,000,000、船こしき1,500,000、小屋掛け1,200,000

(7) バックホー180,000、トラック20,000
(8)消 耗 品 経 費
(9) 266,000 ガソリン0.015×30l×8週間、軽油0.11×150ヵける8週間
保険94,000
  合   計 15,000,000

 

(注)費目欄は、募集要項6ページ「研究助成金費目一覧」を参照してください。

 

 

 

研20

 

 

財 団
処理欄

〇支出スケジュール

   費  目     2020年10月~2021年9月    2021年10月~2022年9月
(単位:円) (単位:円)
 

(1)研究補助者経費

①研究協力者謝金

②研究作業者謝金

(2)

(3)

(4)

(5)

(6)

 

 

 

 

 

(7)

(8)消耗品経費

(9)

 

 

 

 

600,000  10,000×15日×4人

360,000  8,000×15日×3人

 

210,000 宿泊 2,000×15泊×7人

交通費200,000

 

 

 

 

軽トラ400,000、パソコン200,000

 

 

 

印刷費500,000

 

 

 

 

9,500,000  研究所改修・水周り・寝室・会議室2,000,000、家賃補助300,000

人件費補てん1,000,000、千本搗き2台1,000,000、水車小屋移設1,500,000、整備1,000,000、船こしき1,500,000、小屋掛け1,200,000

 

90,000バックホー、トラック10,000

 

18,000ガソリン0.015×30l×4週間

66,000軽油0.11×150l×4週間

保険47,000

 

 

600,000  15日×4人

480,000  20日×3人

 

210,000 宿泊 2,000×15泊×7人

交通費250,000

 

 

HP制作1,800,000

 

 

 

 

 

印刷費100,000

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

90,000バックホー、トラック10,000

 

18,000ガソリン0.015×30l×4週間

66,000軽油0.11×150l×4週間

保険47,000

 合   計 11,329,000 3,671,000

 

(注)費目欄は、募集要項6ページ「研究助成金費目一覧」を参照してください。

 

 

 

 

研20

 

 

財 団
処理欄

〇研究成果公表の予定について

下記のうち、該当するものに具体的な内容を書いてください。

項目 内容
学 会 発 表(学会名等) 地域活性学会
学会誌等へ寄稿(誌名等) 地域活性研究
研究成果の発表を主内容とした研究報告書・出版・シンポジウム 地域活性学会
その他

 

○申請研究の資金計画について(関連する助成・申請の項に〇印)

 

ニッセイ財団からの助成だけを予定している
他機関にも助成を申請している(文部科学省科学研究費、他財団等)
他機関からの助成を既に受けている、または受けることになっている
他機関からの助成を既に受けたことがある(最近3ヵ年以内)

点線に該当する場合は下欄に記入してください。

代表研究者だけでなく共同研究者の研究も含みます。また、テーマが異なるものでも

関連するものは含みます(採否の参考にしますので必ず記入してください)。

 

助成金等の名称  研 究 課 題  代表研究者名 申請・助成金額 助成期間

(和暦年月)

申請結果
明治安田クオリテイオブライフ文化財団 隔絶山村振興のための天然わらび粉生産とわらび縄製縄術の継承 杉山是清  

39万円

申請中

採○ 択

令和 元年

 

 

万円

 

 

 

万円

 

 

 

万円

 

 

 

万円

 

 

(注)科研費の場合は、申請種目・分野を「助成金等の名称」欄にあわせて記入して下さい。

 

○過去にニッセイ財団から受けた助成がある場合

助成年度        研  究  課  題
平成 年度

アメリカのリーダーシップの質を問う

トランプ大統領は中国の悪口を言うな!喧嘩を売ってるのか!

アメリカも中国もコロナで民衆の事、世界の事を考えて軍備増強どころではないだろう。何考えてるんだ。世界平和を引っ張るリーダーの資格はない。時期大統領当選も怪しい!

デービットソン司令官と国防総省はミサイル配備を考え直せ。戦争を売る気か?おまえら!外交努力を尽くせ!軍縮しろ!いい加減にしろよ! 

頼むぞアメリカ!