「来てくれてありがとうね。」日本橋三越フードコレクション  四万十川流域産物

「来てくれてありがとうね。」この一言に打たれた。十和村から三越に来られた店員さんの一言だ。十和村に調査に行ったことがあると言ったらそう答えてくれた。日本の地域・山村の抱える現況が一言で言い表されています。皆さん、行ってあげてください。手を差し伸べてあげてください。

何かがあるフードコレクションには四万十川流域の産物が並んだ。

十和村と鬼北町は四万十川の最上流部に位置する山村です。十和村 ソフトクリームは 四万十川の水を使い、味が北海道より濃い。栗の味わいがよかった。高知の牛乳を使っているので地産地消です。ロールケーキ  はクリームが濃かった。ほのかな紅茶の味わい。生地が美味しかった。四万十紅茶 はマイルドで飲みやすかった。渋味がない。新茶の季節にはてもみの紅茶が出るそうです。ギャラリーのお客様用に準備します。四国のお茶には思い入れがあります。5月の新茶の季節だったので四万町でお話しを伺ったお婆さんと山茶の茶葉を釜炒りし、てもみをしてお茶をいただきました。あっさりしててあおあおしてて普段飲むお茶とは全然違ってました。また、池川町の施設では老婆に「わしのことを忘れんでおくれよ」と茶葉を託された。今でも思い出すたびに心が動く。

鬼北町 はお世話になった日吉村と清見町が合併した町です。鬼北熟成雉に力を入れてます、雉のセセリ、皮付きのモモ肉と皮が味わい深かった。味の強さを主張するのでなく雉独特の旨味があるのだろうが上手く表現できない。鶏ばかり食べていると高貴な方の味を覚えられず比較ができない。申し訳ない。焼き鳥だけでなく、比内地鶏のようないろいろな食べ方を楽しみたい。3日目のキジは脂がのっていて美味しいとおもったが脂の量の案配はいかがだろうか?少なめか多目にするか。地元の努力が伝わる素晴らしいパンフレットです。読む者を引きつけます。名文でした。宮古島のパンフレットもよかったけど、鬼北町のパンフレットも簡素だけど全国の道の駅のいいお手本です。販路の拡大を目指し来年も日本橋三越に来てください。

旅の際、日吉村では、JRバスの終点父野川で降り宿をお願いした。それから4日間お世話になった。元、警察官の方だった。村で林業やワラビ粉採取の話しを聞いた。バイク店では原付の購入をした。ナンバープレートは骨を折って頂き日吉村になった。大変、お世話になり満足なお礼をしなかったけど見ず知らずのものを嬉しかった。いい人に巡り会い社会は信用するものだと思っています。旅の終了後、国内産木材の価格が値上がりした。これが、せめてもの救いだ。九州山地から四国を経て紀伊山地、飛騨に至る3500キロを90日かけ原付きでの旅だった。四国には別府から豊後水道を経て、八幡浜から上陸し、日吉村、十和村、四万十川、四万町、檮原町、石鎚山、池川町、剣山、馬路村、物部村、徳島から和歌山に渡り高野山を目指した。山村生活文化の調査であった。途中、檮原町では宮本先生の土佐源氏の聞き書きの地を訪ねた。日吉村父野川節安にも行ってみた。

宇和島の鯛めしのだしがよかった。昆布と鰹と卵を合わせてとっている。独特のだしで愛媛特産の養殖真鯛をのせてご飯とからめていただく。ちょっとだしが真鯛をうわまわっていると思いますがどうでしょうか?土佐の清水さばが去年に引き続き来た。3回目の購入ですが、どんどん脂がのっていきます。鯖の味である風味が増し美味しくて止まりませんでした。秘訣は大切にされた鯖を活き締めにすることだそうです。漁師さんの御苦労です。

旅は文化です。人を成長させます。旅の中で得た知見は一生のもので人生をきめます。多くの経験は人を豊かにし、地方を豊かにし、国をも豊かにするでしょう。だから旅の振興をしよう。一年に一日JRを無料にして地方振興をはかるというのはどうだろうか?どこまで行っても無料というのは?経済波及効果は運賃の損失を上まわるだろう。この旅は国鉄がJRに変わる時に運賃が無料になった時に実施した。きっとできる。国土交通省は対策を練ってください。民俗学徒、文化人類学徒、考古学徒、林学、農学、水産学、社会学、地理学、九学会連合学生よ歩け。学問を実地で確かめるフィールドワークだ。振興に文科省は対策を練ってください。地域振興のために泊めてもらえ。そして教えを乞え。

みんな待っている。