国立民族学博物館応募 今後の研究概要と活動計画

研究目標はは日本の主食生産からみた農耕の起源が根茎類利用にあるのではないかということを明らかにすることである。 ・カリントウ状炭化物の同定 ・残留澱粉分析における鎖長分布解析によるパン状炭化物の同定 ・根茎類である葛や片栗の生態人類学的研究と鎖長分布解析の実施を通して、ワラビの地下茎採取活動が、日本の主食生産であり、農耕の起源にあたるという研究を深める。研究を発展するにあたり、方法論的には復元は可能な限り歴史的に時間軸に沿い、現在主義の立場はとらない。また、復元の比較は、距離的にも近接地点を選ぶ。以上を踏まえ、民具学、民俗・生態人類学、歴史学の成果に基づいて考古学の連続性を復元するという取り組みでもある。 。②文化人類学や民俗学などの広く文化を対象とする文化諸科学の成果から、文化の価値を高める考察を政治経済などの実践を通して深めていく。 伝統的山村文化から生まれた新産業であるわらび粉生産の会社設立は、村人との協力のもと、わらび根採取、加工を行ない、村人の雇用を計り、村人から出資金を募り配当金を出し共同体を強化し、新しい文化の再生をすることで外の世界との結びつきによる孤立化の阻止と住民間のコミュニケーションの増大を計り、若者を招く。今年、本格生産を行なう。京都の和菓子屋とは納品の話しがまとまっている。文化の価値に注目した文化の再生を地域活性化の核にする試みである。学術的価値が高いわらび根掘りの復活である。 ギャラリーモーツァルトにおいて年5回の展示会を行い、アイヌ工芸文化の普及、啓蒙を計る。 新アイヌ工芸品のプロデュースを行い、伝統的工芸品から生み出された新しい工芸品を作り出す。これによって工芸品の振興になるばかりか新しい文化振興の普及に繋げる。    現地ツアーのプロデュースをする。クラブツーリズムと協力して、「北海道の自然とアイヌ文化を巡るツアー」を企画中である。文化振興のために二風谷にツアー客を呼びこむ。博物館見学や工房見学、アイヌ野生植物の採取・調理・飲食などのエコツアーを実施し、アイヌの生活を体験してもらい、アイヌ文化の啓蒙・振興に役立てる。文化の価値に注目し文化の再生復興により、啓蒙・振興をし、収入源とし、民族・地域活性化の核にする試みである。 アイヌの未来を考える。     社会の闇を解消してきた。その原因である民族学の課題である民族問題、差別解消を目指す。社会の闇の原因である民族的、歴史的問題を越えて信じ合える社会を作るために、当事者間が社会的存在になり、お互いを認識し合うことである。運輸、タクシー業界の正常化と人間愛による差別の解消のために、反省を求め、許し、その上に立って文化の持つ人間愛による差別の根絶を図る。  新しい文化創生の立場に基づいて、学問の成果の社会化を通して日本橋三越と共に、販売において文化の付加価値付けによる百貨店の価値の向上を計り、消費という経済を大きくするという実践的取り組みを行う。

杉山是清