高知の魚はうまい 日本橋三越吉川水産

日本橋三越吉川水産では高知フェアをやってました。高知からも何人もの関係者が見え熱の入れ方がわかりました。 今晩のおかずは高知づくしだった。若鮎、鰹、鰻。年に一度の大盤ぶるまいだ。 それ程、高知の魚はうまかった。

物部川の若鮎は味が鋭かった。 余分な脂肪がなく、味わいが深かった。いつもは養殖ものを食べているので余計そう感じるのだろう 。 鰹の刺身を4日続けて食べた。新鮮なので舌の上にのせた時しっとり感があり、脂とあいまってマイルドな味わいが美味しかった。他産地の鰹を4日続けて食べることはない。3日続けて食べたのが呼子の剣先いかだ。これを上回った。さすがに、4日目の鰹は脂ののりがもうひとつだったけど、店員の藤森さんは房総の方が美味いというが、旅の思い出もあって高知に軍配をあげたい。 藁焼き鰹タタキは、藁を焼いてその火でタタキを作るが、鰹に脂が乗っていれば香ばしくって味に深みがありうまかった。

四万十鰻は、四万十川の伏流水を使って育成している。養殖というより天然に近く、半天然といえる。「半天然四万十鰻」と呼んだらいい。天然を思わせるように、味も濃く、香ばしかった。

九州山地から四国を経て飛騨に至る3500キロを90日かけ原付きで旅したことがある。四国には八幡浜から上陸し、日吉村、四万十川、石鎚山、池川町、剣山、物部村、徳島から和歌山に渡った。山村生活文化の調査であったが、その時、池川町で食べた鰹の刺身の味が忘れられませんでした。今回の高知フェアの鰹と同じ味でした。美味しかったです。旅する者の特権です。

旅は文化です。人を成長させます 。旅の中で得た知見は一生のもので人生をきめます。人づくりもします。多くの経験は人を豊かにし、地方を豊かにし、国をも豊かにするでしょう。 旅を始めとする第一次産業や、芸術、科学、技術などの文化にもっと予算を付け、文化から国づくりを目指し経済発展と合わせて真の 日本文明を構築しましょう。

杉山是清