山村振興研究所  山村の本物の価値

目的

 

日本の山間地の縮図である日和田が危機である。なんとかしなければ!でも日和田は恵まれている。企業はあるし共有地もある。日和田をなんとかできなければ日本の山村は滅び国土に災いが襲う。日和田よ立ち上がれ!そういう危機意識である。

研究の結果、策として貴重な民俗であり現金収入源である天然のわらび粉の復活と日本最後である希少なわらび縄の継承を選んだ。天然わらび粉は飛騨日和田特産であり、わらび縄は日和田が日本唯一であり桂離宮の皇室財産に使われることが決まった。

都市とのかかわりの中で特産品を見出すために東京で営業に力を入れている

山の本物は東京で求められている。日和田の、「天然」、「希少性」、「美しさ」どれも本物である。日和田にはこれらがある。本物を求めてこれらを大切に生かしていこう。

日和田の人たちによる講習会のわらび縄製縄や美しい工芸品製作は、希少価値であり美であり、製縄術の継承に繋がり、宮内庁御用達が決まり、桂離宮の皇室財産に使われるに至っては日和田の人達の誇りとなり、講習会の団欒はコミュニティが醸成され現金収入もあいまって日和田に活気をもたらすだろう。工芸にも目が向けられ飛騨の匠の本領が発揮され、村づくりのもう一本の柱になるだろう。

本物を目指そう!!!!     ならば山は生き残れる。

 

 

 

❶工芸品講習会

 

助成を希望する継承活動

1.継承する技術

どんな特徴、希少性

わらびの地下茎内の繊維は日本の古来からの植物繊維であり、縄としてなわれ、水に強く、軽くて丈夫なため廻船の錨づなや帆綱、桂離宮や修学院離宮や御所などの竹垣の垣縄に利用されていた。棕櫚縄以前の縄である。現在では殆ど見られず日和田が日本で最後の製縄術の伝承地になっている。

 

2.現在の継承活動の実施状況

現在、澱粉加工の残渣である繊維(スジ)を蓄えている。毎年、1.7トンの地下茎からわらび縄420m分のスジが取れ、2018年に取れたわらび縄420m分のスジを蓄えている。このスジを縄と工芸品に使う。講習会1回にどれだけのスジが必要であるか未定である。わらび縄講習会で使われた余りのスジを工芸品講習会で使う。分配は、初年度なのではっきりした計画が立たない。

 

3.助成を必要とする財政上の事情

明治安田生命クオリティオブライフ文化財団より39万円の助成金を得た。このうち初年度は3回分の講習会費に講師謝礼など10万円を助成金から支出する。講師料は1日(3時間〜4時間)1回3万円である。初年度以降は会費制にし、1人2000円を徴収する予定である。生徒さんを15名以上集め、日和田、高根はもとより高山市全域から生徒さんを集める。集まらなかった場合補助をお願いします。

 

4.後継者の育成計画

高山市街地から若い女性を呼び、日和田の男子に紹介する。

 

5.今後の継承に向けた活動計画

日和田でしか取れない日本の希少価値であり、侘び寂びの美を感じるスジ製品を売り込む。価値を築き増し、高価な価値を広める方途を考える、そのためにプロのバスケッタリの作家である、佃眞弓さん(55歳、清見在住)を招き技術指導をしていただき、佃さんの作品をフューチャーして、佃さんの作品から高山ブランド飛騨の匠で売り込む。現在、東京銀座ACギャラリーから佃さんの籠の出展依頼がある。華道の小原流にスジの価値と作品を説明した。関心を示された。連絡を待っている段階である。どこも一流だ。今後この流れを強める。

地元民の作品は、希少価値なのでコースターなどにして高く売りたい。高山遊朴館や高山の名店、東京京橋ギャラリーモーツァルトなど価値の高いところで売る。デザイン、品質に関わるアドバイスを各方面に求め決めている。収益を確保し、村人に分配し山村振興を深める。

 

 

 

活動のための収支計画

1年目 3回の講習会(助成金でまかなう)

支出の部                 収入の部

項目 金額 1回分

講師謝礼 3万円(助成 )            ナシ

スジ材料費5千円(助成)

運転手謝礼3千円(助成)

支出合計 収入合計

3万8千円

 

 

活動のための収支計画

2年目以降 助成金利用なし

支出の部                       収入の部

講師謝礼3万円                   会費2千円×19人

運転手謝礼3千円

材料費 5千円

支出合計 3万8千円                 収入合計3万8千円

 

 

 

 

 

 

❷わらび縄(スジ縄)講習会

 

1.継承する技術

どんな特徴、希少性

日本の古来からの植物繊維であり、縄としてなわれ、水に強く、軽くて丈夫なため廻船の錨づなや帆綱、桂離宮や修学院離宮や御所などの竹垣の垣縄に利用されていた。棕櫚縄以前の縄である。現在では殆ど見られず日和田が日本で最後の製縄術の伝承地になっている。

 

2.現在の継承活動の実施状況

現在、澱粉加工の残渣である地下茎に含まれる繊維(スジ)を蓄えている。毎年、1.7トンの地下茎からわらび縄420m分のスジが取れ、2018年に取れたわらび縄420m分のスジを蓄えている。講習会1回にどれだけのスジが必要であるか未定である。わらび縄講習会で使われた余りのスジを工芸品講習会で使う。分配は、初年度なのではっきりした計画が立たない。

 

3.助成を必要とする財政上の事情

明治安田生命クオリティオブライフ文化財団より39万円の助成金を得た。わらび縄製縄の講師料は1日(2時間)1回1.5万円である。

 

4.後継者の育成計画

高山市街地から若い女性を呼び、日和田の男子に紹介する。

 

5今後の継承に向けた活動計画

日本で最後のわらび縄製縄術の伝承者である日和田のNさんを中心に

日和田の人達を集めて伝承のための講習会を行う。講師料は半日1万5千円である。作業は、下ごしらえとない方に分けられる。下ごしらえはBさんにお願いする。スジ縄一本あたら1500円の手間賃である。ない方は一本6mあたり2500円の手間賃である。出来の良し悪しはFさんにチェックしてもらい、

合格したものだけを買い上げる。

授業料は無料です。

スジ縄は年間60本の生産を目標とする。残りの10本分は工芸品にまわす。皆んなで分け合っていきたい。技術保持のため参加資格は日和田在住者か親族に限り、もしくは会が推薦したもの。

スジ縄の安定生産が可能になれば、造園家や業者を通して販売を行う。桂離宮で最近まで使われていたていわれ、S氏にお話しを伺い紹介していただくつもりである

。業者に直接行くより信頼できる学識経験者を通しその後で業者に出向く。業者としてA社が候補に挙がっている。

将来、皇室財産利用、文化財利用が進めばわらび根掘りは盛んになり、日和田は豊かになり人々の誇りとなる。

 

 

活動のための収支計画

支出の部                 収入の部

項目 金額                項目 金額

講師謝礼 1.5万円           スジ縄販売 7500×60

(半日) 支出合計             収入合計

1万5千円                   45万円

万円

 

 

販売価格7500(染め代抜き)を希望。もっと高く売りたい。まだ、業者と話し合いに入っていないので卸し価格が決まっていない状態である。

 

スジ縄 内訳

卸し価格 1本あたり

7500 =2500+   1500 +   1000    +500 +(2000)        +2000

(9500) ない賃  下ごしらえ  材料費   教授料  染め        山村振興研究所経費

 

 

ノーベル平和賞ノミネート人類学者

杉山是清