2019トヨタ財団   わらび利用文化復興などがもたらす山に暮らす人々の新しい生き方

 

 

トヨタ財団 国内助成

育てる助成

 

1.実現したいコミュニティの姿

地域に暮らす人々を支えるコミュニティとして重要だと考える要素や状態を含めてご記入ください。

限界集落のコミュニティの崩壊を食い止めなければならない。今までに効果的施策が生み出されておらず新たな挑戦である。コミュニティの中心である高齢者の就労がほとんどなく、若者も戻れず貧困世帯の高齢者が増え経済的事情から離村となりコミュニティが機能しなくなりつつある。日和田には古くから伝わるわらび粉とわらび縄の伝統産業があった。これを復興させる。これらは、市場があって高齢者には馴染みがあり技能保持者でもあり高度技術も必要でないこともあり就労に推奨できる。わらび掘りの文化的背景を理解した文化国家日本研究所は、10年前から自発的にパイロット事業としてこれらを復活させ、わらび縄が宮内庁御用達確定と天然わらび粉の希少価値が老舗和菓子店に認められた。この誇りを若者に事業継承を通じて受け継ぐ。これらを踏まえて、生産などの増大を図ることは、村民の誇りにつながり、コミュニティの内実を深めコミュニテイに経済と心的の両面から高揚をもたらし、山の生物多様性に基づいた伝統知の民俗技術による山に暮らす人々の新しい生き方につながる。山村の林野の環境保全機能の保持にもつながるであろう

 

2.地域社会の現状とこれまでの取り組み

地域や人々を取り巻く環境や生じている課題について、①具体的な数値や状況を用いてその背景と現状を整理し、②地域の課題に対する活動実績および社会的な状況(関連する制度や施策、他地域での取り組み事例など)をご記入ください。

隔絶山村である岐阜県高山市高根町の人口減は平成20年510人から平成29年341人となり高齢化率55.4%の限界集落になっている。40歳未満男31人、女24人で若者も少なく所得も少なく土地が狭小である。この土地ではタカネコーン、1000mホウレンソウや、火畑そばなどの高冷地野菜が作られているが日和田本来の基幹生産物であったわらび粉生産はすたれてしまった。

コミュニティの保持のための経済的基盤を、放棄放牧地の草地化によるわらび採取地の拡大に求める。中世からの共有地の放牧地であった高山市高根町日和田のオバコ牧場、千町牧場の260ha一帯はかつて草原であったが、産業構造の変化と人口減少による後継者難による、放牧とわらび根掘りの廃業により、放牧や火入れ、伐採など人の手が入らなくなり20年間で林地化してしまった。草地の生物多様性は失われ、生物種の均一化と生物層の貧弱さに変わってしまった。飛騨のわらび粉とわらび縄も失われてしまった。この樹林地を伐採し良質な天然わらび粉を確保するために採取地の拡張に迫られている。伐採は、採取地が共有地であるが故、各種の共同活動の共同作業や助け合いによりコミュニテイが醸成されていくだろう。また、わらび縄の供給が無くなってしまった。今、わらび縄の製縄術の日本の伝承地は日和田が最後となっている。伝承者が1人になってしまったため教室などによって継承の担い手を育てなければならない。担い手となる若者はわらび粉やわらび縄の生産や「文化の庭」の事業継承により高齢者からの教えを受けて育てていく。地域の核になる施設がない。山の価値の発見やコミュニテイ活性化、地域振興を図る施設が必要である。山村振興研究所や「文化の庭」は、若者に参加を呼びかけ共に各種取り組みを行い、人々の生き方を考え、実践のさきがけになるようなコミュニテイの拠りどころとなる拠点づくりが必要とされている。

実績はわらび粉においては赤坂虎屋さんや有名日本料理店と取引が始った。わらび粉生産は、2018年32kg ,2017年天候不順,2016年50kg、2015年30kg 、と順調に伸びている。わらび縄が桂離宮の垣結いとして宮内庁御用達が確定した。わらび繊維は年間、縄にして400m分を生産できるまでになっている。今年、明治安田クオリティオブライフ文化財団の助成を受けた。助成金は加工用機械製作とわらび縄講習会の講師謝礼に使う。高山市文化振興事業補助金も受けた。NHK『日本の里山』で日和田のわらび根採取が全国に放映された。地元NPO法人ワイ・アイ・ケーは、高山市農業委員会と協定を結び農業ができ、荒廃農地対策として蕎麦を5ha耕作し栽培、販売にも力を貸し、このプロジェクトとタイアップし協力している。

 

 

3.実施内容

実施項目ごとに、「目的(何をめざす取り組みか)」「目標(数値や状況として達成したいこと)」「具体の実施内容(対象者、実施日時・場所、手法などを含む)」が分かるようにご記入ください。

※記入欄が不足する場合は枠を広げていただいて構いませんが、必ず2頁以内(P2~P3)に収まるようにしてください。

はじめに

 

山村の荒廃は文明の危機である。生物多様性の伝統知に基づくわらび利用文化復興や山村振興研究所などの「文化の庭」を中心とした取り組みを通じて、生産と心的の両面からコミュニテイの高揚と充実をはかり、高齢者の就労確保と未来の担い手である若者を事業継承を通じて育てることによって限界集落を脱し、山の新しい生き方を見出すことにより文明の難題を解決する。

課題

①  わらび採取地拡大パイロット事業   ②「文化の庭」づくり   ③ 山村振興研究所設立

④ わらび縄製作など

 

 

① わらび採取地拡大パイロット事業

[目的] 優良なわらび根を確保するために、林地伐採によりわらび採取地拡大のパイロット事業を行いコミュニテイ活性化のための経済的基盤を整える

[目標]  日和田が日本で唯一、野生のわらび根を採取し天然のわらび粉を生産している生産地である。優良なわらび植生を展開させ高い歩留まりと高品質を恒常的に確保し、保持していくことを目標とする。生業の一つとし若者定着を図る

[実施内容] 林地伐採はパイロット事業として1haの林地で行う。秋の樹林の伐採は切り捨てにする。この伐採の後、春先火入れを行い幼樹を焼き払う。牛を放牧し、牧柵を巡らす。植生はナラ、シラカバ、ダケカンバ、笹、ススキである。若者を含めた高齢者のシルバーボランティアなどを主体に行う。6人工/日/10a、経費は1人工8000円で1ha伐採と、手入れの40人工にかかる経費の総額は80万円であり、作業期間は手入れなどを入れて約1カ月である。これに加えて麓の加工場整備を行う。有用樹の植林を行う。当面はわらび縄の天然染料であるゴバイシやヤシャブシの樹木を植林する。草地と林野の両面から生物多様性を計って草地の経済性を追求し、草地復活させ、わらび粉やわらび縄の生産の増大をはかる。

 

 

②  「文化の庭」づくり

[目的] 山の生き方の価値の再発見の場として、また、コミュニテイ活性化と地域振興の柱となる「文化の庭 」を計画している。各種取り組みに若者参加を呼びかけ高齢者と若者をつなぐ橋渡し役を務める。

[目標] 「文化の庭」は生物多様性で生み出された山利用の文化の価値を結晶化させ展開させる場であり、

山村の人々の営みである日和田の民俗的価値や味覚や美の紹介を通じて山の文化価値を追求し山の新な生き方を探る拠点をめざす。休日に若者や老若男女に参加を呼びかけコミュニテイの広がりと充実を図る

[実施内容]山村振興研究所(既存施設利用)

レストラン(既存施設利用)日和田で生産されたわらび粉や飛騨牛やイワナ、山菜、野菜を調理

博物館(既存施設利用)民具展示、ジオパーク展示

公民館(既存施設利用)コミュニテイの核の拠点の施設である。

 

 

③  山村振興研究所

[目的]山の価値の再発見をもたらすアイデアの源を生み出す場である。学問の力を借り、新たな山村振興の方策を練る。コミュニテイ醸成のための、考察と実施策の実践の場とする。

学問の成果を生かす。

a.生態学   生物多様性の経済性価値の探求からわらび粉と飛騨牛を同時に得ることを目的とする

b.文化生態学   明治期には日本中の山間地で採取されていたわらび粉とわらび縄が重要産物であることがわかり、さらに新しい稀少文化を見つけ出し活用を図る。

a. わらびと牛と人間活動の三角関係の相互連関の理解(牛はわらびを嫌い、競争種を捕食するので、わらびは優先種となりえる。牛にとっては、わらびが増えていくことは厄介であるが人間が定期的に採取という駆除を行いわらびが復元する10年間放牧地を維持できる。)という生態学的つながりが基である。

b. わらび粉が日本の農業の起源であり主食だったであろう歴史上重要食料であったという仮説「わらびの地下茎採取活動からみた縄文中期農耕社会」『民具マンスリー』48(2)2015(杉山是清)と『明治前期産業発達史資料』によりわらび粉とわらび縄の文化的価値の解明が基になっている。

[目標]

a.草地の開発      学問により草地などの山利用の根拠は理解され生物多様性の経済性の研究が始まった。生産力が上がり高齢者の生活水準が上がリ離村も減り、若者も心強くなり定着を求めるようになりコミュニテイを維持する。

b.伝統文化の再評価  希少価値が見出されるようになり社会に受け入れられることをさらに目指す。

取引先を増やす。さらに文化の掘り起こしを行い新たな価値を求めて文化調査を行う。

[実績] わらび縄を宮内庁御用達を確定させた。わらび粉を赤坂虎屋さんの納品にこぎつけようとしている。これを確かなものとする。そのプランの源は山村振興研究所にある。

生物多様性の経済性追求とともに伝統知としての伝統文化の価値の再評価は重要なポイントである。

これらの追求は、かねてから研究所においての自発的な研究と10年間のパイロットプランを実施してきた成果である。

[実施内容] コンセプトの源を深めるため研究所施設を整える。山村振興研究所の施設は既存の30坪くらいのレストランの一部10坪くらいを借りて改修をする。宿泊施設を完備する。自炊も可とする。4畳半二間ほどを改修しシャワー・トイレとお干菓子作りのための厨房を整える。事務所は畳張にし、寝室と兼用にする。布団代わりにソファベット考えている。(既存施設使用)山村の疲弊は全国的課題であるからこの研究所を中心に日和田の問題解決事例や各種情報を集積し、ネットワークにより全国に発信する。若者と共に歩んで行きたい。

 

 

④  わらび縄製作など

[目的] 国宝、皇室財産、文化財の保存を目的に供給を復活させる。教室を開き日和田の人々の大部分の人の参加によりコミュニテイの中核とし、伝統民俗技術を継承することによってコミュニテイを高める

[目標] わらび縄は、桂離宮をはじめ修学院離宮や御所や二条城、の垣結として利用する。若者と共に町の誇りを高めることにつなげ、日和田の宝とする。

[実施内容] 今年の12月、1月、2月、3月の農閑期に村人を集め日和田で生産したわらびの地下茎の繊維を使ってわらび縄のない方を最後の技術伝承者である上嶋さの子さんに習う。

わらび工芸品   新たな価値の創出としてわらび繊維やその他の植物繊維を使った工芸品の製作の教室を先生をお呼びして開く。工芸品製作の技術を定着させ根付かせる。村外の未婚女性を教室に募り嫁候補として村の若者たちと講習会の団欒で語り合い若者の積極参加によりコミュニテイは活性化されるであろう。 工芸品の販売を予定している。

天然わらび粉   日本で唯一、日和田だけが自然状態で育ったわらびから作った天然わらび粉の産地である。赤坂虎屋さんへの納品が決まりそうである。パイロットプランの成功によるわらび粉生産の増大と同時に品質の向上と安定化を図る。

 

わらび縄と天然わらび粉の両産品は、生物多様性に基づいた伝統知である民俗技術によるものであり日和田でしか生産されていない価値である。これを生かし、わらびを高齢者と若者をつなぐ絆として使い、コミュニテイの柱とする。それらの価値が社会に認められ始め、経済性も相まって日和田の誇りとなってコミュニテイ活性化の源泉となり、これを生かして地域振興の柱とし、コミュニテイの内実を深め、経済と心的の両面からコミュニテイに高揚をもたらし、代々受け継がれ日和田の宝となり、山村の新しい生き方を切り拓くだろう。

 

 

 

 

 

 


 

4.期待される成果

持続可能なコミュニティの創造に向けて、助成終了後「1年以内」および「3~5年後」に、本事業を通じて地域やそのステークホルダーに生み出したい成果や変化をご記入ください。なお、記入にあたっては、助成開始前との数値や状況の比較など、成果や変化を測る指標を含めてください。

*助成終了後1年以内

伐採が済み、草地化の第一歩が始まる。植物なので生育に時間がかかるためわらびが発芽するまでに3年~5年、地下茎の採取可能となるまでに3年~7.8年要する。その間毎年火入れをし、残った樹木の伐採、整理を行いパイロットプランの草地の面倒をみる。1年目に伐採作業の給与が支払われ、村人の収入増につながる。高齢者には生産活動によりコミュニテイと文化を支えているという自覚が芽生えてきている。地元の農業をやっている30代の若者が参加する予定である。未婚で現在、ほうれん草、トウモロコシ、蕎麦を親と共に作っている。わらび根掘りが農閑期の作業なので参加を前向きに検討している。初めての経験なので作業だけでなくこのプロジェクトの意義を指導する。

わらび縄は12月、1月、2月、3月に教室を開き、技術伝承者の古老を先生に、村民の希望者を募り、若者も混ぜて研修を行う。先生には謝礼を払い、生徒さんからは授業料を取らない。初年度なので皆不慣れなので各自の進展度合いに応じて個人教授してもらう。また工芸品の製作講習を行う。わらび繊維をはじめとする葡萄蔓やアケビの蔓などを利用した篭の製作技術を根付かせる。初年度なので基礎技術をマスターする。先生を近隣の町から呼び報酬を払う。生徒からは授業料を集める。これらを通じて技術を習得し、日曜に開催して村外の未婚女性の参加を促し嫁候補として未婚若者との団欒で徐々にコミュニテイを醸成していく。

 

パイロットプランを成功させる。伐採と火入れ、牛飼養により草地化に誘導して3〜5年かけてわらび植生を作り出す。わらび植生33㎡あたり50kgの地下茎を採取しわらび粉歩留まり4kgを目指す。わらび粉の年間生産高50kg、売り上げ170万円を安定的に目指す。短期雇用の村人数人の所得を年間10~20万円(一人当たり)増収を図る。一層の品質の向上と安定化を図る。本物の生産の文化の保持に努める。                                  わらび縄は、教室のメンバーとして若者を含めて多くの村人を集め縄を3年~5年かけて毎年10束作りたい。買い上げをする。宮内庁御用達が決まり、6年後の桂離宮本改修に備える。工芸品は各自の進歩具合に応じて、高山や東京のギャラリーで展覧会を開く、根づいた葡萄蔓やアケビの蔓などの工芸品の通販などを行う。山に生きる人々が地元のものを生かし積極的に前向きに生きる姿勢につなげる。高齢者や若者が向かい合う機会が多くなり収入も増すことによって盛大に例祭が賑わい、わらび粉の豊作やわらび縄の技術向上を祈り若者と高齢者交わっていき、コミュニテイの統一感と高揚感が増す。3〜5年後には「文化の庭」の山村振興研究所を稼働させる。研究内容は、⑴わらび粉の安定的生産。⑵わらび粉菓子の企画販売の実践。⑶わらび繊維・各種植物繊維の縄や工芸品の企画、製作、販売の立案と実践。⑷日和田の民具収集。(5)レストランの経営企画、集客企画。(6)山村民俗文化の研究を行う。これらの取り組みに若者を取り込み技術・事業継承を通じてコミュニテイの源である誇りというスピリットを受け継ぎ若者を未来の担い手に育てる。研究所はコミュニテイ醸成の精神的柱として日和田の人々になじみ山に生きる姿勢を新たにする。

 

5.助成終了後の計画

「4.期待される成果」の実現に向けて、助成終了後に本事業をどのように継続や展開していこうと考えているかが分かるように、取り組み内容や実施体制、財源を含めた計画をご記入ください。

<資源・財源計画>わらび粉生産を拡大し取引先を増やす。現在年間50 ㎏のわらび粉の年間収益は30~45万円、わらび縄5万円の収益を計り、「文化の庭」の財源として充当させる。村人には賃金としてわらび根採取で80万円、わらび縄製作手間賃と講師料として50万円ほどが支払われる。ここ数年では、集落内に落ちる経済は年間180万~200万円である。パイロットプランの成功のあかつきには採取地を拡大し需要の拡大を図り旧来の収益も充当する。300kgのわらび粉とわらび縄生産を目指す。わらび縄は国宝、皇室財産、文化財などへの導入を計る。副業から生業となり人口増をもたらす<組織計画>文化国家日本研究所と高根町日和田のNPO法人ワイ・アイ・ケーが主体となる。実施体制は、一般社団法人文化国家日本研究所、飛騨わらびと山村振興研究所がワイ・アイ・ケーの支援を受けて行う。高山市と連携を図る。飛騨わらびがわらび粉生産とわらび縄生産、篭製作技術導入の事業主体となりNPO法人ワイ・アイ・ケーがサポートする。

わらび縄は日本の伝統を取り戻すという意味で垣根や庭の素材として国宝、文化財、個人の庭などに使われ、流通するだろう。工芸品はわらびや植物繊維を利用した技術が根付き、飛騨の匠の心意気により、技術に精通し新しい工芸品を創造し冬の産業として販売され流通するだろう。わらび粉、わらび縄、山の幸、工芸品、お干菓子を研究所の本格稼働により収支を安定化させ山のものに関わるコミュニテイ醸成事業に充当する。レストラン経営は銀座小十の奥田透シェフに監修していただき、日和田の山の幸を使った食材で料理を出す。集客が問題なので、中部名古屋圏を中心にわらび文化の広告を雑誌にうち集客をし、高山に来た観光客を日和田までバスを使って集客する方途を考えだす。レストランプランの実施には十分に時間をかける。

山村の荒廃は文明の危機である。生物多様性に基く伝統知によるわらび文化復興や研究所などの「文化の庭」を中心とした取り組みによりコミュニテイの充実と高揚を図り、高齢者の就労と未来の担い手である若者を育て、限界集落を脱することを計り、山の新しい生き方を見出すことによって文明の難題を解決する。


 

6.活動スケジュール

実施内容に記載された内容に基づき、項目ごとに実施時期をご記入ください。

※活動時期は、横線(記入例:          、         )で表してください。

【1年目】2020年4月~2021年3月

  4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
わらび粉

採取地手入れ

 

伐採

 

わらび縄

 

 

工芸品

 

研究所活動

 

お干菓子作り

 

山菜、山の幸販売

 

研究所の改修・修繕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【2年目】2021年4月~2022年3月

実施項目 2021 2022
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
わらび粉

 

採取地手入れ

 

伐採

 

わらび縄

 

工芸品

 

研究所活動

 

お干菓子作り

 

山菜・山の幸販売

 

研究所の改修・修繕

 

 

 

 

 


 

7.実施体制

(1)実施メンバー/組織

本事業の実施体制をメンバー(個人)と組織に分けてご記入ください。

※本助成金における「人件費」および「謝金」の対象が分かるよう、対象者/団体には◎(二重丸印)を付けてください。

氏名 年齢

(「○○代」も可)

所属・役職 プロジェクトにおける役割
杉山是清 60代 一般社団法人文化国家日本研究所代表理事 統括、会計
池谷和信 60代 国立民族学博物館教授 顧問
中田直太郎 60代 NPO法人ワイ・アイ・ケー理事長 副統括
小坂守 60代 NPO法人ワイ・アイ・ケー副理事長 参与
上田榮勇 60代 NPO法人ワイ・アイ・ケー副理事長 参与
中島兼一 60代 飛騨わらび わらび粉技術指導   ◎
上嶋さの子 80代 飛騨わらび わらび縄技術指導    ◎
増田智徳 30代 農業、日和田在住 わらび粉・わらび縄技術員   ◎
中田英太郎 30代 中田土建、日和田在住 わらび粉・わらび縄研修
中嶋友和 40代 小坂建設、日和田在住 わらび粉・わらび縄研修
団体名 プロジェクトにおける役割
一般社団法人文化国家日本研究所、山村振興研究所 研究、教育、実務
一般社団法人文化国家日本研究所、飛騨わらび 研究、販売
特定非営利団体NPO法人ワイ・アイ・ケー 協力

 

(2)主な実施メンバー/組織の活動実績

本事業で中心的な役割を担うメンバー/組織(3者以内)が、対象となる地域や本事業の内容に関連した取り組みでどのような活動実績があるかについてご記入ください。

氏名または団体名 活動実績
杉山是清

一般社団法人文化国家日本研究所

大学、大学院時代に宮本常一先生、川喜田二郎先生の指導、薫陶を得て、安家プロジェクト岩手県岩泉町安家、北上プロジェクト岩手県遠野市附馬牛町の調査を行なった。いずれも山村活性化のための調査であり、また、1987年90日間をかけ原付に乗り3500kmを走破して西日本の山村においてわらび粉生産と山村生活調査を行っている。飛騨地方のわらび粉調査は、1982年から5年に渡り調査を行ない、1990年度第4回日本民具学会研究奨励賞受賞「ワラビの地下茎採取活動」(『民具マンスリー』第22巻7・8・9号、1989所収)、「わらびの地下茎採取活動からみた縄文中期農耕社会」『民具マンスリー』48(2)2015、日本における農業の起源を示唆する貴重な民俗であることが判明した。これらを土台に自発的に10年来山村の価値向上のため日和田や社会で活動している。今年、文化国家日本研究所ではわらび縄の宮内庁御用達が確定した。今年、明治安田クオリテイオブライフ文化財団より助成金を賜った。今年、NHK『日本の里山』に日和田のわらび堀が放映された。今年ノーベル平和賞にノミネートされた
中田直太郎NPO法人ワイ・アイ・ケー理事長  NPO法人創設から現在に至るまで代表として日和田地区の地域活性化に尽力し、蕎麦栽培に力を入れ、蕎麦で村おこしを図り経理から営業まで担当している。

 

 

 

特定非営利活動法人NPO法人ワイ・アイ・ケー 日和田地区の地域振興のため2009年に設立され、蕎麦生産販売と文化財保存のために石仏の会の活動や都市連携として岐阜県柳ヶ瀬との交流を行なっている。

 


 

(3)ステークホルダーの関係図

本事業のステークホルダー(実施メンバー/組織、住民やプロジェクトの協力者/組織・機関など)について、それぞれの役割や関わり方が分かるような関係図(イラストや相関図など)をご記入ください。

 

 

 

高山市バックアップ

明治安田生命

        統括

特定非営利団体NPO法人ワイ・アイ・ケー

一般社団法人文化国家日本研究所

代表理事 杉山是清 ワイ・アイ・ケー副理事長

飛騨わらび  わらび粉、わらび縄生産、文化財保存

山村振興研究所  問題解決型シンクタンク

 

 

 

 

 

 

 

わらび縄教室  技術継承

工芸品教室  わらび繊維をはじめとする工芸品技術習得

文化の庭  博物館企画、レストラン企画

望嶽の菴蕎麦食堂、わらび餅とお干菓子製作販売

 

12. プロ


 

8.実施予算   ※必要に応じてページ数を増やしていただいて構いません。

(1)実施予算の内訳(2年分)

末尾の「<表>助成金費目一覧」および以下の事項に従い、2年分の予算を一括でご記入ください。

①「内訳」は、積算根拠が分かるように「内容」や「単価×数量」などを具体的にご記入ください。

②「応募金額」は、各費目および合計金額の何れも、必ず1万円未満切り捨てでご記入ください。

(単位:万円)

費目 内訳 応募金額 他財源での充当額
1)人件費 伐採480,000 8000×6人×10日  手入れ40人工320,000

山村振興研究所100,000

900,000
2)借料・水道光熱費 研究所賃料240,000 10,000×24ヶ月

研究所光熱費120,000 5,000×24ヶ月

360,000
3)謝金 わらび縄講師料240,000 15,000×12回

わらび工芸品180,000 30,000×6回、 レストラン研修100,000

460,000
4)委託費 HP制作費800,000 800,000
5)旅費 新宿ー高山182,000 6,500×2×14回     東京ー名古屋-高山222,880  13930×2×8

宿泊費225000 4500×50泊

620,000
6)通信・運搬費 バックホー運搬10000×4   インターネット NTT  OCN

3,000×24

110,000
7)機械・器具・備品費 チェーンソー480,000 160,000×3、電気工事 、厨房工事費、  水回り工事費(トイレ、シャワー) 1,500,000

椅子、テーブル、本棚150,000、小屋掛け400,000 中古プレハブ350,000、乾燥所整備400,000、レストラン300,000博物館(民具収集準備)100,000、牧柵200,000

4,330,000
8)消耗品費 パソコン・プリンター180,000

ソフトウエアー  コピー用紙  20,000

200,000
9)会議費
10)印刷・製本費 広告費、デザイン料700,000   代理店  100,000 800,000
11)その他諸経費   ガソリン100,000

保険200,000

300,000
合計金額 8,880,000

 

(2)プロジェクトの実施総額と財源の内訳

プロジェクトの実施総額をご記入いただき、本助成金以外で充当する財源がある場合は、資金計画の内訳をご記入ください。

プロジェクト実施総額 8,880,000

(本助成金以外で充当する財源〔他の助成金・補助金、融資、寄付金・会費、事業収入など〕の内訳)

財源の種類 使途(対象費目および内容) 金額(万円)
明治安田クオリテイオブライフ文化財団 地域の伝統文化分野への助成金 教室講師料、わらび粉加工機械製作費、材料費、手間賃 39
高山市文化振興事業支援補助金 教室講師料、材料費、交通費 17