山村振興研究所

若者に山村に戻って来て欲しい。若者に自由闊達に自分達の未来を切り拓いていってもらい、その手助けをする。そのための施策を考える研究所です。林業、農業、畜産業、土建業などが混じりあって新しい産業を起こし、6次産業や流通・金融・デザインの情報や伝統的な山村文化から得るものも含めて研究所に集積する。情報は日本中の山村に発信し参考にしてもらい、若者と共に歩んで行きたい。

2019トヨタ財団育てる助成   生物多様性が生む地域振興 – 放棄放牧地の林地の草原化が生むわらび根採取文化活性化-

 

 

1.プロジェクトの目的 プロジェクトを通じて、「だれ・なに」が、「どうなる(状態)」地域・社会をめざすのか。 具体的なイメージについてご記入ください。

 

岐阜県高山市高根町日和田の人々が、豊富な生物層を持つ草原回復によるわらび根採取の活性化を目的に、林地化した放棄放牧地の伐採により草原を増加 させることによって生物層の増加と生物多様性 をもたらし、良質なわらびの繁茂と飛騨牛放牧を可能とさせ日本で最高峰のわらび粉生産と宮内庁御用達になったわらび縄生産の伝統民俗文化復活により疲弊する山村を生物多様性が持つ経済性に立脚した生活水準の向上と持続的に活性化していく地域を目指す。

 

 

2.プロジェクトを通じて解決したい地域課題の現状と関連する取り組みプロジェクトを通じて解決したい課題の現状と関連する制度、既存の取り組み(先行事例)などについて ご記入ください。

 

隔絶山村である高根町の人口減は平成20年510人から平成29年341人となり高齢化率55.4%の限界集落になっている。40歳未満男31人、女24人、所得が少なく土地が狭小である。この土地ではタカネコーン、1000mホウレンソウ、や火畑そばなどの高冷地野菜が作られているが日和田本来の基幹生産物であったわらび粉生産はすたれてしまった。このプロジェクトと協力しているNPO法人ワイ・アイ・ケーは高山市農業委員会と協定を結び農業ができ、荒廃農地対策として蕎麦を奨励し5ha耕作し蕎麦栽培、販売にも力を貸している。

本計画は、御嶽山の南側斜面に広がる木曾義仲の時代から1000年の歴史ある放牧地であった高山市高根町日和田のオバコ牧場、ワッパラ、千町牧場の500ha一帯の一部30haの樹林地伐採と草原化を目的としている。かつては草原であったが、産業構造の変化と人口減少による後継者難による放牧地の放牧とわらび根掘りの廃業により、放牧、火入れ、伐採など人の手が入らなくなり20年間で林地化してしまった。これによって土地の有効利用ができなくなり、草原の生物多様性は失われ、生物種の均一化と生物層の貧弱さに変わってしまった。ここは良好な放牧地でありわらび根の採取地であったが今注目の飛騨のわらび粉とわらび縄も失われてしまった。ここの樹林地を伐採し良質なわらび粉を確保するために採取地の拡張に迫られている。わらび粉は、わらび粉のまがい物が広く出回り、わらび粉文化が守られていない。本物が失われている。 わらび縄が桂離宮の黒文字垣の垣結いとして宮内庁御用達の栄誉を賜った。わらび縄の供給が無くなってしまい、今、わらび縄の製縄術の日本の伝承地は日和田が最後となっている。伝承者が1人になってしまったため講習会などによって日和田に保存継承の担い手を育てる手段を探っている。

わらび縄はわらび粉を加工する過程で付随的に取れるものでわらび根を掘らなければ作れないためわらび根掘りが必要となる。34良質なわらび粉でないと商品価値がなく良好な採取地を確保しないとわらび根掘りの存続も不可能となりわらび縄も作れなくなる。

飛騨牛放牧は林地化により飼養頭数は減り芝などの野草を喫食させて育てる自然放牧の頭数が減ってしまった。

牛飼養の意味はわらびの競争種を除草させ、糞尿が肥料となりわらびを繁茂させるなど必要されるが生物多様性の循環がなされていない。

わらび縄には天然染料で染色を施すがゴバイシ、ヤシャブシの染料を購入しており自前で加工するためには不足しており、多様性が確保されていない。

既存の取り組みは明治安田クオリティオブライフ文化財団の助成を受けわらび根加工の千本付きの製作とわらび縄講習会の講師謝礼を払う。

以上の取り組みは、草原のわらび根採取、牛飼養、有用樹種の植林を一体化させた林野の生物多様性であり、それに基づいた見直しから生まれる伝統文化の復活による地域振興である。

 

 

 

  1. プロジェクトを通じて解決したい地域課題の背景(問題構造の把握) 「2.プロジェクトを通じて解決したい地域課題の現状と関連する取り組み」で記載した地域の課題が起 きている背景やその要因の全体像について図やイラストなどを用いてご記入ください。 それぞれの関係性・関連性についてもできるだけわかりやすくご記入ください以降

 

 

 

4.プロジェクトでの取り組み本プロジェクトでは、上記で記載した問題構造のどの部分に取り組まれるのか。実施部分の詳細と合わせて、今回取り組まれる理由(課題解決の戦略)についてご記入ください。

 

問題構造の中で今回取り組む箇所は放牧地放棄による樹林地化がもたらした草原減少を回復させ生物多様性をもたらすことによって伝統的文化であるわらび粉やわらび縄などの産品を生み出し地域振興を図ることである。

1000年の歴史ある260haの放牧地が産業構造の変化,林業不振、人口減少により牛放牧放棄やわらび根採取が行われず、伐採や火入れなどの人手をかけなかったため放牧地は荒れ、草原は樹林地に変わってしまった。

山の価値の再発見が、学問の力を借り、山村振興研究所をはじめとして研究により考え出されてきている。これによって草原などの山利用が拡大され生物相も増加し生物多様性の研究が進みその経済性の追及によって生産力が上がり生活水準も上げることを目的としている。

これらは、伝統文化がかかわるものが多く伝統文化の復活につながり、歴史生態的希少価値が見出されるようになり、この価値を商品化し都市連携を計り売り込む。生物多様性に基づくわらび根採取復活によるわらび粉、宮内庁御用達わらび縄、飛騨牛や山菜、植物繊維などが中心とする。これらを使って地元で工芸品やレストランや博物館、公民館を「文化の庭」に作り都市民を呼び込み地域振興とすることである。

上記の産物を支える、わらび繁茂、飛騨牛放牧、有用木植林に的を絞り草原化を図る。樹林地伐採を行いその後火入れ、採取作業、牛放牧をする。樹林の伐採はダケカンバやシラカバ、ナラなどを切り捨てにする。株起こしも徐々に行う。この後火入れを行い幼樹を焼き払う。飛騨牛放牧により幼樹の駆除とススキ、笹などを喫食させわらびを優占種とするよう誘導する。有用木の植林を地味を考慮して行う。当面はわらび縄の天然染料であるゴバイシ、ヤシャブシの樹木を植林し林と原野の両面から林野、草原の生物多様性を計って草原の経済性を追求し、草原復活を図る。

日和田に古くから伝わるわらび縄製縄術により作られるわらび縄が桂離宮の黒文字垣に使われることが決まった。宮内庁御用達である。日和田で生産続け復活した天然わらび粉が赤坂虎屋さんへの納品が決まりそうである。どちらも生物多様性に基づいた伝統的民俗技術による産品であり日和田でしか生産されずその価値が社会に認められ始め、経済性も相まって日和田の誇りとなり地域振興の柱となる。代々受け継がれ日和田の宝となるだろう。

 

 

 

5.実施内容

 

  地域振興の柱となる「文化の庭 」を計画している。生物多様性に基づくわらび根採取復活による天然わらび粉、宮内庁御用達わらび縄、日和田で生産された飛騨牛や山菜、植物繊維、工芸品などの利用を中心として、山村振興研究所(既存施設)、レストラン(既存施設)や博物館(既存施設)、公民館(既存施設)をこれらの山利用の文化を結晶化し展開させ紹介する拠点の施設にする。ここでいう文化は人間の営みという意味である。第一次産業から美術工芸、庭園までを含み山の香りがするものばかりである。これらの施設は文化事象である山村の人々の営みを集めた、日和田の民俗的価値や味覚、美の紹介をする山の文化価値の利用を広げ山村振興の拠点にする。

わらび採取地拡大のパイロット事業は、わらび繁茂、飛騨牛放牧、有用木植林に的を絞り草原化を図る。林地伐採は1haのパイロット事業として1haの林地で行う。植生はナラ、シラカバ、ダケカンバ、笹、ススキである。林地伐採は10aあたり1日5人工で5日間の作業であるので1haは50日の作業である。5人工/日/10a、経費は1人工8000円で1ha伐採にかかる経費の総額は200万円であり、作業期間は50日である。伐採の後、火入れを行い幼樹を焼き払う。飛騨牛放牧により幼樹の駆除とススキ、笹などを喫食させわらびを優占種とするよう誘導する。これらに加えて、わらび根採取作業により繁殖部分を掘り残してくるためわらびを優占種とする。歩留まりの確保のため優良な採取地が必要となり手入れを要する。有用木の植林を地味を考慮して行う。当面はわらび縄の天然染料であるゴバイシ、ヤシャブシの樹木を植林する。原野と林の両面から草原、林野の生物多様性を計って草原の経済性を追求し、草原復活を図る。

山村振興研究所は山の価値の再発見となるアイデアの源を生み出す。学問の力を借り、新たな山村振興の方策を考える、思考の実施内容策である。生態学の立場では生物多様性における経済性の側面の価値の創出と、文化生態学の立場からは、わらび粉が日本の農業の起源であり主食であったという歴史上重要食料であったという仮説「わらびの地下茎採取活動からみた縄文中期農耕社会」『民具マンスリー』48(2)2015(杉山是清)と、明治期にはわらび縄とともに日本中の山間地で採取されていたという重要産物の生態史的価値『明治前期産業発達史資料』に希少価値を見出した。これによって草原などの山利用が拡大され生物多様性と経済性の研究が進み、そのわらび粉やわらび縄の経済性の追及によって生産力が上がり生活水準を上げることにつながる。これらは、伝統文化がかかわるものが多く伝統文化の見直しにつながり、実施面でもコンセプトの源を深めるための思考実施として伝統文化を追求する。施設は既存の30坪くらいのレストランの一部10坪くらいを借りて改修をする。宿泊施設を完備する。林業、農業、畜産業、土建業などが混じりあって新しい産業により、6次産業や流通・金融・デザインの情報や伝統的な山村文化から得る知恵を含め研究所に集積する。山村の疲弊は全国的課題であるからこの研究所を中心に日和田の問題解決事例をネットワークを張り全国に発信する。若者と共に歩んで行きたい。

日和田に古くから伝わるわらび縄製縄術によるわらび縄が桂離宮の黒文字垣に使われることが決まった。宮内庁御用達である。わらび縄の供給を復活させなければならない。わらび縄の製縄術は日和田が日本最後の伝承地である。わらび縄は、修学院離宮や御所や二条城、の垣縄として利用されてきた。これを復活させ文化財を守り、町の誇りを高め、山離れ克服につながる。技術継承のため講習会を開く。今年の12月、1月2月3月の農閑期に村人を集め日和田で生産したわらびの地下茎の繊維を使ってわらび縄のない方を最後の技術伝承者である古老に習う。日和田で生産を続け、復活した天然わらび粉が赤坂虎屋さんへの納品が決まりそうである。伐採による採取地面積の拡大によりわらび粉生産の安定化を図る。どちらの産品も生物多様性に基づいた伝統的民俗技術によるものであり日和田でしか生産されていない。価値である。

 

2019ニッセイ財団環境助成 わらび利用などの山の本物生産に取り組み、本物を都市に広めることにより山村の価値を高め、山村振興を図る研究    

研究目的

1 岐阜県高山市高根町日和田の人々が、御嶽山の高原に自生する天然のわらび使った日本で最高峰のわらび粉などの生産とその文化的生産技術の保持を図り、その残渣からなわれる伝統文化の保存に不可欠であるわらび縄の生産により、希少価値の文化であり高価値を都市に循環することにより、生計の維持と誇りを取り戻し、「文化の庭」計画をして文化に立脚した活力ある社会を造り出し、文化利用で生きていく町を作る

隔絶山村である高根町は人口減は平成20年510人から平成29年341人となり高齢化率55.4%の限界集落になっている。40歳未満男31人、女24人、所得が少なく土地が狭小である。この土地ではタカネコーン、1000mホウレンソウ、や火畑そばなどの高冷地野菜が作られているが日和田本来の基幹生産物であったわらび粉生産はすたれてしまった。このプロジェクトと協力しているNPO法人ワイ・アイ・ケーは高山市農業委員会と協定を結び農業ができ、荒廃農地対策として蕎麦を奨励し5ha耕作し蕎麦栽培、販売にも力を貸している。また、都市とのつながりなど岐阜市の柳ケ瀬商店街との連関を強めている。人口減と林産物の需要が減り、山の楽しみを見出す機会や山に入る機会が減り山離れは顕著になってきている。山利用の文化の基盤が失われていっている。私の研究の結果飛騨の山の価値を掘り起こしによりわらび粉とわらび縄が山の産物の中で最良のものだとわかった。地方にはそれぞれ、都市から求められる和紙(楮)、漆などの文化財利用などによる本物の山の特産物がある。しかし、飛騨では、わらび粉に見られるように山の本物の価値の林産物が都市から求められているにもかかわらず、これに応えることができていない。わらび粉作りを定常化させ、①軌道に乗りつつあるわらび粉、山菜、キノコ、野菜などを都市に供給する山の幸ビジネスも本物供給を本格化させなければならない。② わらび粉のまがい物が広く出回り、わらび粉文化が守られていない。本物が失われている。日和田地区のわらび粉生産の本物の文化を守らなければならない。③わらび粉のお干菓子作り開発の6次産業化が確定した。ため、高山市の銘菓にする。 ④わらび縄の供給が無くなってしまった。わらび縄の製縄術は日和田が日本最後の伝承地である。が、伝承者が1人になってしまった。保存会など保存継承の手段を探っている。

Ⅱ これらの山利用の文化を結晶化し展開させ紹介する拠点の施設がない。これらの問題に取り組むために「文化の庭」に各施設を作る。「文化の庭 」ここでいう文化は人間の営みという意味である。第一次産業から美術工芸までを含む。土の香りがする美などばかりだ。これらの施設は山村の文化事象である山村の人々の営みを集めた、民俗的価値や味覚、美の紹介をする山の文化価値の利用が広がる山村振興の拠点のお庭になる。地域シンクタンクである山村振興研究所をつくる。これらは日本各地にみられる問題であり日本の山村に地域間ネットワークを張り、さらに解決できない日本の山村問題に取り組み、施策を考えだす。文化の庭では日和田の人々から仕入れた山の幸を売り出したり調理して都市民に提供し山の本物の価値を実感してもらい都市からの経済・情報・物質の循環を導く。⑵縄文期からの日本の農耕の起源を示す貴重な民俗であり在来知のわらび粉生産の復活は、その貴重さゆえに飛騨における山の文化価値の上昇をもたらし、高価であるため高収益をもたらす現金収入源となり、山地を利用した第一次産業活性化による山村活性化の核にすることを目的とする。雇用者の年間収入の40万~50万円の増加と40人の短期新規雇用を目指す。わらび縄製縄者に対しては4000円前後の日当を支払う。

これらを支えるためわらび粉生産を拡大、安定化させるため林地の伐採によるわらび植生増加のためのオバコ牧場の再生が必要となる。これと平行して営業や通販によって飛騨のわらび粉の周知と販路の拡大をはかる。

Ⅲ コモンズである共有地ゆえの経営や管理の共同化は、村落共同体を強固なものにし、コミュニティを活性化させる。「飛騨わらび」などの生産する組合などを設立し、村内の3軒の企業や村民を株主化する。ワラビ粉販売等の利潤は、積み立てをし、牧場開発や水車小屋、堆肥、その他の共用や村落生活の発展に使う。牧野の管理は、牧柵作りや肥料撒、見回りなどの共同管理をするなどによって生産の共同性やコミュニティを強化する。

Ⅳ この調査研究の成果を生かし、若者が取り組める施策の研究活動や生産の動きなどの手助けをする山村振興研究所を設立したい。この研究所の生産的、社会的活動は、山村の地域社会に共有され、山村活性化の創出活動の拠点となるだろう。現在、各種取り組みのアイデア、実践の原動力となっている。

これらの物心両面にわたる活性化は、その効果により広く村落内に行き渡り村落社会を高揚化させて相互扶助に基づく自立的社会保障の萌芽を醸成させ山村の危機を救うことになるだろう。

研究計画

 

本計画は山村からの計画と、都市からの計画と分けて記載する

Ⅰ.山村からの循環                                        1① 産業化の進展  わらび粉生産は年間生産を50kgに安定化させ、品質の向上と一定化をはかる。100kgの生産を目指す。    ②日和田のわらび粉、飛騨牛、火畑そば1000mほうれん草、タカネコーン及び山菜などはどれも美味く人気が高い。山村の産物には文化的伝統の点と旨味の点で平地にはない利点がある。この山の利点を最大限に生かし価値を高めるために都市に売り込む。現在、これを山の幸ビジネスとして東京の高級店に販売している。高級店はこの利点が理解でき、代価を払える。こういう店を回り営業を行なっている。わらび粉を復活させたことを「よく貴重なものを復活させてくれた」と感謝され、日和田の取り組みを励ましてくださり、山菜やきのこや野菜も信用してくださる。山の価値が高まりブランディングが成功している。現在、8店の東京の名店(和菓子屋 赤坂虎屋、一幸庵)(  日本食店   ミシュラン2〜3星 銀座一期、銀座小十、神楽坂石かわ、京都飯田など)からご用命を賜っているが15店に増やす。③わらび粉を使った6次産業化が確定したため、お干菓子開発を軌道に乗せる。現在、試作品を作り、味や、デザインを決め、パッケージデザインも行なっている。販売は国際観光都市である高山市から発信して高山市の銘菓として高山市の価値を高める。日和田には冬の仕事がないのでお干菓子作りを冬場の仕事とする。④わらび縄を綯う会の設立    わらび粉生産の残渣であるわらびの繊維を希少民俗であるわらび縄に綯う技術を伝承するために研究会を作る。技術伝承している女性を中心に若者を交えて5~6人の参加希望者を募る。修学院離宮に納める。冬の仕事とする。

Ⅱ.都市からの循環   拠点となる「文化の庭」の施設

  1. ①山村振興研究所(既存施設利用)は、地域に密着した問題を解決する地域シンクタンクである。若者に山に戻って来て欲しい。若者に自由闊達に自分達の未来を切り拓いていってもらい、その手助けをする。そのための施策を考える研究所である。林業、農業、畜産業、土建業などが混じりあって新しい産業を起こし、6次産業や流通・金融・デザインの情報や伝統的な山村文化からの知識を含めて研究所に集積する。情報は日本中の山村に発信し参考にしてもらい、若者と共に歩んで行きたい。②わらび粉や山村生活文化の全国調査のためにメンバーである左合辰旭(内閣府『地域社会雇用創造事業(社会的企業支援基金)』・独立行政法人 国立青少年教育振興機構『子どもゆめ基金』獲得)を100日間日本の山村調査旅に出す予定である。飛騨から鹿児島までの山村の100日にわたる生活文化調査である。飛騨以外に全国にあった中央高地、紀伊山地、中国山地、四国山地、九州山地のわらび粉の産地をめぐり車中泊を主にして篤農家やNPO法人、企業を訪ね視察調査を行いレポートにまとめる。山村の実態や林業、農業、牧畜の仕事を学び山村生活を血肉化する。古老からの聞き取りを行う。若者のリーダー候補である。 ③地産地消レストラン(レスト長峰、既存施設利用)  日和田の産物は美味い。山の幸である山菜、きのこ、イワナを使い、飛騨牛や火畑そば、わらび餅を加え山の美味いものを料理して提供する。観光客を呼び込む。自動車利用の長野、愛知、名古屋などの中部地方のお客様と世界的観光都市高山市と木祖福島に来たインバウンドや国内のお客様を低公害路線バスで往復させる。④ギャラリー 神棚など高根の工芸品をレスト長峰内に展示する。
  2. 以下は準備段階である。⑤民俗ジオ博物館(既存施設利用、準備)は山利用文化を人間の立場から生活文化の実態に即した日和田の民具、自然史の立場から御嶽山と乗鞍岳に囲まれた自然やわらび、飛騨牛などの動植物、火山噴火や御嶽石などの地学の展示を行う。⑥野外美術館(準備)は美術工芸文化のための飛騨産材料である木材や石による野外彫刻をギャラリーや屋外のお庭に展示する ⑦お庭 (計画段階)  景色がいいからお庭にする。見晴らし台の山に植栽をし山をつくる。御嶽の石を並べ遊歩道を整備して山のお庭を楽しむ。山桜を植える。

Ⅲ 情報発信NHK.BS「日本の里山」に四季のわらび粉生産活動「ワラビ育む日本の里山」が3月25日放映された。

 

 

研究の準備状況

 

研究の準備段階は8年目である。調査論文にも5年間を費やしているので今回のプロジェクト研究の準備には13年間を費やしている。研究論文は1990年度   第4回 日本民具学会研究奨励賞受賞「ワラビの地下茎採取活動」(『民具マンスリー』第22巻7・8・9号、1989所収)にまとめた。現在、現地のNPO法人に加わり、実践研究のための基礎調査に5年を費やし、副理事、ワラビ粉生産部長として生産に従事している。村人を3人短期雇用し、NPO法人の事業の一環としておこなっている。このことは、『民具マンスリー』「実践民俗学 ー民俗文化復活の現代的意味ー」48巻5号に詳しい

 

準備段階の3年間は放牧地において小規模の採取しか認められず、荒廃農地にわらびの人工栽培を試みた。人工栽培がうまく繁殖せず、わらび植生確保のため放牧地の採取許可をお願いした。その後4年目、5年目の実施段階において、本格稼働にはまだまだであるが、採取が2年目に入り、4年目に10キロ、5年目に35キロを6年目に50kg生産している。東京や京都の和菓子店に営業に行き、販売の実績は東京虎屋、小石川一幸庵、京都蕭月の3軒に納入を決めた。また、本格稼働になるためにはさらなる販路の拡大の準備をしている

 

また、わらび粉を生産する段階で残る繊維から作れるわらび縄が日和田のわらび縄として宮内庁の御用を賜わろうとしている。サンプルを納品し京都の業者と価格設定を行なっている。

そのために、わらび植生の不足が課題になっている。この解消のため隣接の共有牧野のオバコ牧場の有効利用によりわらび植生の確保をはかろうとしている。現在、水源涵養りんであるため解除の方策を探っている。

NPO法人Y.I.Kからは理事長及び理事がチームのメンバーに加わり高山市からの全面的支援を受けている。

山の価値の認識は、下記の課題解決の戦略によって深まり広げられる。わらび粉はわらび粉の製品の質の安定化が求められる。自然のものなので天候の影響をまともに受けてしまう。採取地の分散などをはかり対処する。現在2週間に採取期間が区切られているため50kgの生産をしており。採取期間を倍にして100kgの産出を目指したい。または、採取グループをもう一組みつくることも検討している。新施設計画も行っている。山の本物である

山村振興研究所の試作によりわらび粉を使ったお干菓子開発の6次産業化が確定した。高山市の銘菓にする。わらび縄は日本で最後の伝承者を中心に町内の女性や若者を集め冬場にわらび縄を綯う会を作りこれを復活させ、文化財を守り、町の誇りを高め用としている。わらび縄は古くは御所、二条城、修学院離宮の垣縄に利用されていた。皇室財産、文化財保存の立場からこれを復活させたい。冬場の仕事がないのでお干菓子づくりとともに冬場の仕事とする。修学院離宮が有力候補に上っている。山の本物を作る

地域密着の問題解決のアイデアを生み出す源泉を「文化の庭」内の山村振興研究所に求める。この研究所を中心に日和田地区の問題解決事例をwebにより発信し、全国の山村や研究者に各種取り組みを発信する。現在、東京の文化国家日本研究所内の山村振興研究所でweb論文発表やわらび粉や山の幸ビジネスを行っているがこれを現地で陣頭指揮を執って「文化の庭」活動の実践の中心的役割を果たす。既存施設の利用なので費用がわずかで済む。若者を100日間の旅にる出し日本の山村調査をおこなう。

「文化の庭」は拠点となり、飛騨の文化を紹介して都市の人々を呼び込んで都市から山村、山村から都市への経済循環、物質循環などを活性化させ、経済と物質を包含する文化循環による経済社会上昇をもたらし日和田地区にユートピアを作る。これらの取り組みをweb発信する。

 

 

研究により期待される成果

 

  1. 1)山の本物の価値が認められ社会に広まり山村の見直しが進み、山村振興が進むだろう。野生のわらびを使った天然わらび粉は日和田だけである。一層の品質の向上と安定化を図る。本物の生産の文化の保持に努める。天候不順の影響を極力排除するため採取地を分散させる。野生のわらびを使った天然わらび粉は昨年は50㎏を生産し、一昨年は30kgの生産であった。わらび粉生産文化の向上をはかり、中長期の課題としては100kg~300kgの生産量を目指す。有名和菓子店や名料理店からの引き合いに応える。地元の価値を高めるため町民の蕎麦屋でわらび粉を使った本物のわらび餅の販売を定常化する。また、6次産業化の施策確定によりお干菓子の開発を進め販売し、高山市の銘菓とする。村人の所得を年間10~20万円(一人当たり)増収を図る。山の幸プロジェクトは、昨年、山菜、きのこ、野菜及び葉っぱを20万円で売り上げた。山の本物である。来年の売り上げは倍増の40万円を目指す。わらび縄は、わらび縄の原材料は揃うのでわらび縄を綯う会にメンバーとして若者を入れて5人ほど集め縄を400m 作りたい。皇族方とお話しして宮内庁への納品のお話しを進め、国宝、皇室財産、文化財利用にこぎつけたい。「文化の庭」では山村振興研究所を季節稼働させる。レスト長峰は人員確保の準備が整い次第営業を始める。銀座小十の奥田透さんを監修に予定している。
  2. 2)文化国家日本研究所と高根町日和田のNPO法人ワイ・アイ・ケーが主体となる。実施体制は、飛騨わらびと山村振興研究所がワイ・アイ・ケーの支援を受けて行う。高山市と連携を取る。飛騨わらびがわらび粉生産とわらび縄生産、山の幸ビジネスの事業主体となり、NPO法人ワイ・アイ・ケーをサポートする。
  3. 今後、林地を伐採し、中世からの1000年の歴史ある草原に展開される生態学的に結びついた産物である、わらび粉、飛騨牛飼養、蕎麦、山菜、薬草、日本蜜蜂の蜂蜜や、わらび縄染色に使うゴバイシ、ヤシャブシなどの染色用有用樹植林などに及んだ山の本物である林野一体化利用によった、地域振興策を図る。収益の一部は山村振興研究所の運営資金に使われ山村間のネットワークを作りや全国の山村の問題解決を目指す。また、基金としてプールされ日和田の生活・生産の諸側面で利用される。詳細は、助成終了後はわらび粉、わらび縄、山の幸ビジネス、「文化の庭」(レスト長峰)の収益を財源として内部留保を高める。

 

3)本研究で伝承知により生産された天然わらび粉は、日本の名店で高級品として取り引きされており和菓子として多くの消費者に親しまれるだろう。高山市のあらたな価値を高めることになる。赤坂虎屋は、飛騨のわらび粉が手に入らず、黒色のまがい物のわらび粉を使うわらび餅の生産を取りやめにしている。本物が求められている。日本各地の和菓子屋さんに売り込みができ、消費者の心をつかめる。日和田のわらび粉を使ったわらび餅は、世界的観光地高山市の日本文化を代表する銘菓になり、中世以来の牧場の生産物ということもあいまって高山の観光名物となろう。日和田の人の誇りとなろう。在来知である日本の伝統を受け継ぐ本当のわらび粉をコモンズの再生活性化によって生産し、日本の和菓子文化を取り戻す。

 

4)コモンズ再生、在来知の伝承、生態系サービスこれらから、 牧場再生とわらび粉生産、わらび餅、わらび縄製縄の一連の取り組みがコミュニティの維持醸成をもたらす。

牧場再生の共同作業、共同管理、わらび粉生産の共同作業、組合の設立の出資金と配当金、わらび餅制作の試行錯誤は、村内に広く行き渡り、今まで述べてきたようにコミュニティ醸成に役立つ。日和田のコミュニテイ醸成は各種事業による町人のつながりが深まりコミュニテイの力が強まる。わらび縄ない、わらび籠などの工芸品製作は女性の仕事として婦人部の女性の力が強まる。そうすれば若い女性も集まってくるだろう

 

5)わらび縄をなう会を設立し製縄技術の伝承知の継承を若い人を交えて行う。皇室関係の文化財の修復に使われるため村人の誇りとなる。日和田内の村人が経営する蕎麦屋において、国産随一の天然の飛騨のわらび粉で作ったわらび餅を提供し、高根でしか食べられない銘菓とし集客を図り、依頼のあったフランスなどのフランス料理店に納品し、世界的に日本の伝統文化食品として売り出す。これによってわらび粉の生産拡大と雇用の拡大となり、日和田において6次産業化 が進み一連の取り組みは地域コミュニティ活性化の核となる。

 

6)こうした活動が、山村の取り組みに対して地域の人々は様々な関心をだき、社会が相互扶助による信頼により、その努力を手助けするようになり自立的な社会保障の萌芽を醸成し山村を救うだろう。これによって、文化生態系機能の回復をもたらし、荒れた山地の再活用のモデルとなり、山村振興研究所の広報活動を通して全国の疲弊する山村に普及し物心両面にわたる活性化のモデルとなる、、日本の文化振興にもつながる。

 

7)山村の荒廃は文明の危機である。歴史上山が都市を支えてきた。日本の国土の70%は山地である。山が見捨てられつつあり、その背景には都市集中により、山村と都市による山利用が進まず。その復活は、文化や科学の探究から生み出される山の本物の価値を掘り出し都市に広く普及させることであり、わらびの価値の発見はその生命力と農耕の起源の植物という山の本物の文化的価値を高め都市と山村の両者を結びつける契機となり得ている。このような事例が発見されるには山に対する各分野の学問を深め山利用の文化を広げその基盤を整備する必要がある。山において本物の価値の追求は山村と都市の社会的責任である。このままでは山村が見捨てられ都市も惑う。文化や技術の追求が山村の新しい価値を生み山村ー都市循環の活性化が文明を育てるという観点に立ち山村振興という文明の難題を解決する。

 

 

ノーベル平和賞ノミネート人類学者

杉山是清

 

 

 

 

日和田のわらび縄が御所の御用を賜りました。宮内庁御用達です。 桂離宮の黒文字垣の垣結いに使われます。  栄誉です。 山村の新たな価値になります。 日和田が立ち上がりました。うまくいくかもしれない。

 

 

 

御所御用達 一般社団法人文化国家日本研究所

山村振興研究所・飛騨わらび

杉山是清

山村振興研究所  山村の本物の価値

目的

 

日本の山間地の縮図である日和田が危機である。なんとかしなければ!でも日和田は恵まれている。企業はあるし共有地もある。日和田をなんとかできなければ日本の山村は滅び国土に災いが襲う。日和田よ立ち上がれ!そういう危機意識である。

研究の結果、策として貴重な民俗であり現金収入源である天然のわらび粉の復活と日本最後である希少なわらび縄の継承を選んだ。天然わらび粉は飛騨日和田特産であり、わらび縄は日和田が日本唯一であり桂離宮の皇室財産に使われることが決まった。

都市とのかかわりの中で特産品を見出すために東京で営業に力を入れている

山の本物は東京で求められている。日和田の、「天然」、「希少性」、「美しさ」どれも本物である。日和田にはこれらがある。本物を求めてこれらを大切に生かしていこう。

日和田の人たちによる講習会のわらび縄製縄や美しい工芸品製作は、希少価値であり美であり、製縄術の継承に繋がり、宮内庁御用達が決まり、桂離宮の皇室財産に使われるに至っては日和田の人達の誇りとなり、講習会の団欒はコミュニティが醸成され現金収入もあいまって日和田に活気をもたらすだろう。工芸にも目が向けられ飛騨の匠の本領が発揮され、村づくりのもう一本の柱になるだろう。

本物を目指そう!!!!     ならば山は生き残れる。

 

 

 

❶工芸品講習会

 

助成を希望する継承活動

1.継承する技術

どんな特徴、希少性

わらびの地下茎内の繊維は日本の古来からの植物繊維であり、縄としてなわれ、水に強く、軽くて丈夫なため廻船の錨づなや帆綱、桂離宮や修学院離宮や御所などの竹垣の垣縄に利用されていた。棕櫚縄以前の縄である。現在では殆ど見られず日和田が日本で最後の製縄術の伝承地になっている。

 

2.現在の継承活動の実施状況

現在、澱粉加工の残渣である繊維(スジ)を蓄えている。毎年、1.7トンの地下茎からわらび縄420m分のスジが取れ、2018年に取れたわらび縄420m分のスジを蓄えている。このスジを縄と工芸品に使う。講習会1回にどれだけのスジが必要であるか未定である。わらび縄講習会で使われた余りのスジを工芸品講習会で使う。分配は、初年度なのではっきりした計画が立たない。

 

3.助成を必要とする財政上の事情

明治安田生命クオリティオブライフ文化財団より39万円の助成金を得た。このうち初年度は3回分の講習会費に講師謝礼など10万円を助成金から支出する。講師料は1日(3時間〜4時間)1回3万円である。初年度以降は会費制にし、1人2000円を徴収する予定である。生徒さんを15名以上集め、日和田、高根はもとより高山市全域から生徒さんを集める。集まらなかった場合補助をお願いします。

 

4.後継者の育成計画

高山市街地から若い女性を呼び、日和田の男子に紹介する。

 

5.今後の継承に向けた活動計画

日和田でしか取れない日本の希少価値であり、侘び寂びの美を感じるスジ製品を売り込む。価値を築き増し、高価な価値を広める方途を考える、そのためにプロのバスケッタリの作家である、佃眞弓さん(55歳、清見在住)を招き技術指導をしていただき、佃さんの作品をフューチャーして、佃さんの作品から高山ブランド飛騨の匠で売り込む。現在、東京銀座ACギャラリーから佃さんの籠の出展依頼がある。華道の小原流にスジの価値と作品を説明した。関心を示された。連絡を待っている段階である。どこも一流だ。今後この流れを強める。

地元民の作品は、希少価値なのでコースターなどにして高く売りたい。高山遊朴館や高山の名店、東京京橋ギャラリーモーツァルトなど価値の高いところで売る。デザイン、品質に関わるアドバイスを各方面に求め決めている。収益を確保し、村人に分配し山村振興を深める。

 

 

 

活動のための収支計画

1年目 3回の講習会(助成金でまかなう)

支出の部                 収入の部

項目 金額 1回分

講師謝礼 3万円(助成 )            ナシ

スジ材料費5千円(助成)

運転手謝礼3千円(助成)

支出合計 収入合計

3万8千円

 

 

活動のための収支計画

2年目以降 助成金利用なし

支出の部                       収入の部

講師謝礼3万円                   会費2千円×19人

運転手謝礼3千円

材料費 5千円

支出合計 3万8千円                 収入合計3万8千円

 

 

 

 

 

 

❷わらび縄(スジ縄)講習会

 

1.継承する技術

どんな特徴、希少性

日本の古来からの植物繊維であり、縄としてなわれ、水に強く、軽くて丈夫なため廻船の錨づなや帆綱、桂離宮や修学院離宮や御所などの竹垣の垣縄に利用されていた。棕櫚縄以前の縄である。現在では殆ど見られず日和田が日本で最後の製縄術の伝承地になっている。

 

2.現在の継承活動の実施状況

現在、澱粉加工の残渣である地下茎に含まれる繊維(スジ)を蓄えている。毎年、1.7トンの地下茎からわらび縄420m分のスジが取れ、2018年に取れたわらび縄420m分のスジを蓄えている。講習会1回にどれだけのスジが必要であるか未定である。わらび縄講習会で使われた余りのスジを工芸品講習会で使う。分配は、初年度なのではっきりした計画が立たない。

 

3.助成を必要とする財政上の事情

明治安田生命クオリティオブライフ文化財団より39万円の助成金を得た。わらび縄製縄の講師料は1日(2時間)1回1.5万円である。

 

4.後継者の育成計画

高山市街地から若い女性を呼び、日和田の男子に紹介する。

 

5今後の継承に向けた活動計画

日本で最後のわらび縄製縄術の伝承者である日和田のNさんを中心に

日和田の人達を集めて伝承のための講習会を行う。講師料は半日1万5千円である。作業は、下ごしらえとない方に分けられる。下ごしらえはBさんにお願いする。スジ縄一本あたら1500円の手間賃である。ない方は一本6mあたり2500円の手間賃である。出来の良し悪しはFさんにチェックしてもらい、

合格したものだけを買い上げる。

授業料は無料です。

スジ縄は年間60本の生産を目標とする。残りの10本分は工芸品にまわす。皆んなで分け合っていきたい。技術保持のため参加資格は日和田在住者か親族に限り、もしくは会が推薦したもの。

スジ縄の安定生産が可能になれば、造園家や業者を通して販売を行う。桂離宮で最近まで使われていたていわれ、S氏にお話しを伺い紹介していただくつもりである

。業者に直接行くより信頼できる学識経験者を通しその後で業者に出向く。業者としてA社が候補に挙がっている。

将来、皇室財産利用、文化財利用が進めばわらび根掘りは盛んになり、日和田は豊かになり人々の誇りとなる。

 

 

活動のための収支計画

支出の部                 収入の部

項目 金額                項目 金額

講師謝礼 1.5万円           スジ縄販売 7500×60

(半日) 支出合計             収入合計

1万5千円                   45万円

万円

 

 

販売価格7500(染め代抜き)を希望。もっと高く売りたい。まだ、業者と話し合いに入っていないので卸し価格が決まっていない状態である。

 

スジ縄 内訳

卸し価格 1本あたり

7500 =2500+   1500 +   1000    +500 +(2000)        +2000

(9500) ない賃  下ごしらえ  材料費   教授料  染め        山村振興研究所経費

 

 

ノーベル平和賞ノミネート人類学者

杉山是清

 

 

 

 

 

 

NHK総合にデビューです。!!!   日本の里山 「わらび育む山の牧場」が 4月5日(金)午前3時50分~4時までです。   録画してください!

NHK総合にデビューです。!!!   日本の里山「わらび育む山の牧場」が4月5日(金)午前3時50分~4時までです。   録画してください!

杉山是清はノーベル平和賞にノミネートされました。

一般社団法人文化国家日本研究所は、ノーベル委員会よりノーベル平和賞ノミネート推薦団体に指定されました。当研究所の推薦があればノーベル平和賞にノミネートされます

 

一般社団法人文化国家日本研究所は、ノーベル委員会よりノーベル平和賞ノミネート推薦団体に指定されました。当研究所の推薦があればノーベル平和賞にノミネートされます

 

ノーベル平和賞ノミネート人類学者

杉山是清

日和田のわらび粉とわらび縄制作に助成金が出ました。 明治安田生命クオリティオブライフ文化財団、地域の伝統文化分野への助成が決定しました。 皆さんのご協力の賜物です。これからも頑張ります。 よろしくお願いします。

 

日和田のわらび粉とわらび縄制作に助成金が出ました。     明治安田生命クオリティオブライフ文化財団、地域の伝統文化分野への助成が決定しました。  皆さんのご協力の賜物です。これからも頑張ります。  よろしくお願いします。

 

ノーベル平和賞ノミネート人類学者

杉山是清

 

お待ちかね!!!    「飛騨わらび」が監督するわらび根堀の映像が放映されます

番組の放送日が決まりました。

 

NHK BSプレミアム 

2019 325日(月)午前 07:00-07:10

 

ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅

「ワラビ育む山の牧場 岐阜県高山市」

 

番組HP http://www4.nhk.or.jp/satoyama/

民具マンスリー   生物循環型社会からみた山村振興における経済上昇循環

牛はわらびを嫌う。放牧地はわらびばかりになる。これを利用して山村振興をはかる。今西錦司博士は、『山岳省察』の中で岐阜県高山市高根町日和田で見た牛とわらびと人間の関係について記載している。「        」

 

伝統的放牧地には生物多様性にある生物間の生態学的有機的つながりの結束度において、人間ー植物(わらび)ー動物(家畜〕関係の3者は濃密な相互依存がある。これを利用する。 わらびにとっては、牛が捕食を嫌うため繁殖を広げ、また、牛がわらび以外の競争種を捕食するため優先種となりえる。

牛にとっては、わらびが増えていくことは厄介であるが人間が定期的に採取という駆除を行いわらびが復元する10年間は野草が食べられる。 人間はわらび根を繁殖部を残して掘り取ることによってわらびが増加し、優占種となり得たわらびのわらび粉と飛騨牛を同時に得ることができる、

新しい放牧地では、芝と牧草種(要検討)とわらびを増やし、わらび粉生産と牛放牧を共存させても効率を邪魔せず、放牧してもわらび粉生産の余地が残るようにする。効率的放牧と相反する伝統的放牧を共存させることによって単独の収支より複合の収支の方が収益があげり、日本の農耕の起源を示唆するわらびの根堀の伝統的生産の文化が守られる。

 

循環型社会が求められていくだろう。文明は循環を使いこなす時から活性化する。物質循環、エネルギー循環、生物循環、経済循環など、限りある資源と循環を効率的に使う社会が求められる。エントロピーは減り、結果、社会は豊かになる。

 

わらび粉を掘った売り上げを原資としてカウマンション(牛の共同飼育 )で若い牛を買い、子取りならびに肥育し収入を得、これを放牧することによって同時にわらびも増やし、また、バランスよくわらび粉の再生産をし、原料やお菓子などを作り、わらび粉をはじめとする本物の山の幸ビジネスにより、本物欠如の都市との交流を活発化させられ、地域活性化に役立てる。また、牛を購入すれば畜産農家は増え、若者が面白がって定着するだろう。この循環を繰り返して発展させ飛騨牛とわらび粉を飛騨の2大産業に育てる。 日本の山村振興のモデルにする。

 

飛騨の国から仮面の忍者「赤影」参上!